「冬は生き物がいないから自然観察できない」

そんなふうに思っている親御さん、いらっしゃいませんか?

確かに冬は生き物の活動が制限され、花の姿も少ない季節です。けれど実は、春が近づきつつある晩冬は、自然の変化をわかりやすく観察できるビッグチャンス!

自然が多い場所にわざわざ出かける必要はありません。近所の散歩で充分! 自然観察は、無料でできる最高の知育体験です。

一度、観察のポイントがわかるようになると、何も言わずとも、子どもたちの目も自然に「季節の変化」を見つけられるようになります。

晩冬から早春にかけて、親子で自然観察するポイント4選をご紹介します。


1、冬芽をチェック

葉が落ちて寒々とした木の先に、固い芽のようなものを見たことはありませんか?

冬の間、寒さをしのぐために隠れている花や葉っぱの赤ちゃんです。これを「冬芽(ふゆめ)」と言います。

「ふゆめがっしょうだん」(福音館書店)を見るとわかるように、冬芽の形は千差万別。固く閉じた冬芽が多い中で、ハクモクレンやコブシのように、ふわふわの冬芽もあります。

「あたたかいお布団にくるまれているんだね」なんて親子で会話が弾むことも。春が近づくと、次第にこの冬芽たちが膨らんでいく姿を見ることができます。

先に花が咲くウメやカワヅザクラに対して、まだ固く閉じたままのソメイヨシノ。このソメイヨシノの冬芽が、いつ膨らみ始めて、どんなふうに満開の花を咲かせるのか。

花が咲く春だけ木を見上げるのではなく、今のうちから観察を始めていると、今までとは違うサクラの表情を親子で楽しめます。

「さくら」(福音館書店)では、そんなソメイヨシノの花の変化が丁寧に紹介されているので、あわせて親子で読んでみるのもオススメです。

ちなみに「ウメ」「サクラ」「モモ」の違いに迷ったら、こちらの「もっと知りたいウメ・モモ・サクラ」(新樹社)もオススメ!

花の付き方や幹の様子などの写真から、わかりやすく見分ける方法が解説されています。

続いて足元で見られる自然をチェック!


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花も咲いていないのに、足元の何を見ればいいの?


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