写真=tvN「ソンジェ背負って走れ」ポスター

「ソンジェ背負って走れ」最終話の団体観覧イベントが、あまりの人気でサーバーダウンが起きるほど関心が集まったが、ダフ屋(転売屋の一種)およびキオスク(自動券売機)を利用した購入などで批判の声があがっている。

現在、韓国で放送中のtvNドラマ「ソンジェ背負って走れ」は22日、最終話の団体観覧イベントを行うと発表した。

5月28日午後7時50分、韓国のCGV龍山(ヨンサン)アイパークモール4館にて行われる同イベントは、ファンの声援に応えるために企画され、ビョン・ウソク、キム・ヘユン、ソン・ゴニ、イ・スンヒョプなど主要キャストたちが上映館を訪れ、舞台挨拶を行う予定だ。

同イベントの予約は22日、CGVで午後6時から行われる予定だった。しかし、約30分前から待機者が殺到しはじめ、予約10分前からはPC版ウェブサイトとモバイルアプリの両方でサーバーダウンが発生した。

チケットの確保をめぐり、激しい競争が繰り広げられた中、約1,000席のチケットは5分も経たないうちに完売となった。チケットを購入できなかったファンの残念な反応とともに、予約システムの問題を指摘する声も寄せられた。

当初、tvNは販売関連の事前注意事項として「本プログラムは1人当たり最大2枚まで購入可能」「CGV前売りシステム上、1人2枚以上の購入ができるとしても、本プログラムは1人2枚まで購入でき、随時モニタリングの後、これに反した場合は、事前通知なしにキャンセルとなる」「本プログラムはダフ屋行為や違法な譲渡を防ぐため、現場で本人確認を行う(同伴者を含む)」「チケットを購入する際、必ず本人のCGV ID開設が必要」と知らせた。

しかし、各SNSではCGV龍山アイパークモールにてキオスクを利用した現場での発券で、一度に数枚購入した人がいたというレビューが伝えられた。tvNが1人2枚の制限と身分確認を強調しただけに、公正ではないという批判が出た。

これと共に、プレミアム付きで転売するダフ屋行為や違法な取引も続いた。チケット販売開始から中古取引サイトやSNSには、団体観覧イベントのチケットを転売する書き込みが殺到した。tvNはファンのために準備したイベントであるだけに、チケットの価格を1,000ウォン(約114円)に設定したが、30万ウォン(約35,000円)以上を求める転売者も多数みられた。

これに対し、ネットユーザーたちは「キオスクで数十枚を買った人、窓口で職員が直接発券してくれた人。このような目撃談が多いのに、アプリをダウンロードしてIDを確保して、時間に合わせてオンラインで待機していた人がバカみたい」「チケットを取れた人より、譲渡するという書き込みが殺到している」「キオスクで1人2枚以上購入される人がいるが、あれは防がなければならないのではないか」などの反応を示した。

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