アニプレックスは、9月17日から21日までの5日間、千葉県の幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2026」のアニプレックスブースにて、2D対戦格闘ゲーム「MELTY BLOOD: TWI-LUMINA」とRPG「Fate/EXTRA Record」のブースを出展した。

 今回は「Fate/EXTRA Record」の内容を中心に、試遊の範囲内で分かったことをお伝えしていこう。

PSP版から大幅にパワーアップし、より遊びごたえが生まれた「Fate/EXTRA Record」

 「Fate/EXTRA Record」は、2010年にPSPで発売された「Fate/EXTRA」のシナリオの増強とキャラクターグラフィックの刷新、そして戦略性が高まったデッキ構築型コマンドカードバトルを採用し、現行機向けにフルリメイクした作品だ。

 プレイヤーは聖杯戦争に参加しているマスターの一人として、月の電脳世界で行われる聖杯を巡る殺し合いにて全7回戦のトーナメントを勝ち抜き、聖杯を手にすることが目的となる。

 今回の試遊ではセイバー/アーチャー/キャスターの3騎のサーヴァントから1騎を選び、物語中で最初に挑むアリーナ「一の月想海」の、チュートリアルから始まる「フロア1」、少し歯ごたえのあるバトルやステージギミックなどが体験できる「フロア2」の2種類から体験内容を選ぶことが可能だ。PSPでのプレイ経験がある、またはRPGをプレイし慣れているなら「フロア2」を、初めてならば「フロア1」を選べば、本作の魅力を堪能することができるだろう。

 試遊を開始すると、まずはフロアとサーヴァントの選択を行う。すると画面に3Dフィールドのダンジョンが映し出されるので、プレイヤーは最深部へと向かって進んでいくことになる。右下には付近のマップも表示されているほか、ルートはほぼ1本道で枝分かれしていないので、迷子になることはない。

 ゲームが進むとフィールドギミックも出現するので、それを見つけるためにカメラを回転させ上下見渡すことも重要になってきそうだ。またPSP版を知っている人であれば、ビジュアル面で大幅に進化していることも一目で分かるだろう。今回のリメイク版は、キャラクターデザインを担当するワダアルコ氏のキャラクターを現代のグラフィックスで表現しているため、従来作以上にゲームへの没入感が高まっているといえるのだ。

試遊版で体験できるフィールドはほぼ1本道なので、迷子にならずに進んでいける。マップも右下に表示されているので、目指すべき方角があやふやになったときは、それを頼るといい

 しばらく進むと、フィールドにエネミー(敵)が出現する。接触することで戦闘フィールドへと移るのだが、視界に入ったところでR2を押すとサーヴァントが攻撃を仕掛ける「サーヴァントアタック」を行い、相手に少しダメージを与えた状態で先制攻撃できるので、なるべく狙っていきたい。

接敵すると戦闘になるシンボルエンカウント方式を採用しているが、相手の姿が見えたときにR2ボタンでサーヴァントアタックを仕掛ければエネミーのHPを少し減らしたうえに先制攻撃が可能だ

 本作でのバトルは、PSP版から大幅に進化したデッキ構築型コマンドカードバトルを採用している。毎ターンごとにカードが配られ、それらを利用してデッキを組み攻撃や防御などのアクションを行っていく仕組みだ。

 上手にカードを出すことができれば、数ターン続けて攻撃するということなども可能なので、いかにしてデッキを構築するかが勝利へのカギとなるだろう。通常の敵とのバトルであれば難しく考えなくても、セオリー通りにカードを出せばサクッと終わらせることもできるので、テンポも悪くならずゲームを進行することができた。

配られた手札から攻撃や防御、バフなどさまざまなカードを出して戦いを組み上げていく。コツコツとダメージを与えていったり、デバフをかけて弱体化したところに攻撃を叩き込むなど、戦い方はプレイヤーの数だけ存在するフィールドの要所や最後には、フロアガーディアンと呼ばれる強敵が待ち受けている。うまくデッキを組むことができれば、あまり苦戦することなく倒すこともできてしまうかも!?

 フィールドでは、移動中や戦闘終了後にはイベントが発生することもある。ここでは画面中央にキャラクターが、下段にメッセージが表示されるパターン以外に、ビジュアルノベルのような画面全体に文字が表示される場合もある。これは、TYPE-MOONがビジュアルノベルも作ってきたので、そのようなシーンを挿入して没入感を高めているとのことだ。

イベントシーンでよく見る、下にメッセージウィンドウが表示されるパターンだけでなく、ビジュアルノベルのような見せ方になる場面も。ワダアルコ氏のデザインを忠実に再現した3Dキャラクターは、ファンならずとも嬉しいだろう

 他のイベントとしては、PSP版でお馴染みのクエストも受注することができる。これをクリアすることで、主人公の個室であるマイルームで使えるフォトフレームがもらえるとのこと。また、フィールドを移動中に頭上から船が落ちてきてQTEを行うシーンがあったり、イベントキャラがフィールドに投げ入れる爆弾の爆発範囲から避けながら先へ進むなど、ダンジョン攻略も一筋縄ではいかないようになっているため変化が大きく、飽きないのも面白い所だ。PSP版をプレイしている人なら違いを堪能できるだろう。

サーヴァント同士の戦いは、3ターンのみと決まっている。その間に、提示された勝利条件を満たすようデッキを組んでバトルを進行させなければならない。「MELTY BLOOD: TWI-LUMINA」は遠野志貴やアルクェイドたちを使用可能

 もう1タイトル、発売日が2027年4月22日につい先日決まった「MELTY BLOOD: TWI-LUMINA」の試遊台も置かれていた。進化したバトルシステムと新たなキャラクターが参戦するほか、奈須きのこ氏書き下ろしシナリオと、2Dキャラクターによるバトルアニメーションを交えながら、対戦格闘ゲームとして楽しむことができる。

 今回の試遊では、プレイアブルキャラクターとして遠野志貴、アルクェイド、シエル、ロア、ネコアルク、マシュ、そしてレンの7人から選ぶことができた。プレイ自体はわずかな時間ではあったが、格闘ゲームはあまり遊ばないという人も「月姫」をはじめとしたシリーズ作品が好きであれば一度プレイするのをオススメしたい。

「MELTY BLOOD: TWI-LUMINA」の試遊を世界最速で体験できるので、発売を心待ちにしている人はこのチャンスにプレイしよう

 ここまで駆け足での紹介となったが、会場で「Fate/EXTRA Record」を試遊すると先着で「『Fate/EXTRA Record』オリジナルダイカットステッカー(全4種)」をもらうことができる。セイバー/アーチャー/キャスターの3種類に加えてシークレットが1種類入っているとのことなので、興味のある人はぜひアニプレックスブースへと足を運ぼう。

 あわせて、片面が「Fate/EXTRA Record」でもう片面が「MELTY BLOOD: TWI-LUMINA」デザインの「『Fate/EXTRA Record』『MELTY BLOOD: TWI-LUMINA』両面大型ショッパー」と、ネコアルクお面(全4種)も先着での配布が行われるので、見逃さずにゲットしておきたい。

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