「Dungeons & Dragons」

CRPGの歴史的な傑作“Pool of Radiance”(1988)に象徴されるGold Boxの精神的な後継作として喧伝され、2001年9月にリリースされたものの、AD&D第3版ルールのとんでもない改悪や低品質なHUD/UI、絶望的にスローな進行、非常に危険なインストール周りのバグにより、(Baldur’s Gateシリーズの成功によって大きく膨らんだ)発売前の高い期待値を裏切り、多くのCRPGファンを落胆させたUbisoftとStormfront StudiosのターンベースRPG「Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor」ですが、昨晩(ToEEやDragonshardの現世代版で知られる)お馴染み“SNEG”が本作の現世代向け再リリースを正式にアナウンス。“Ruins of Myth Drannor”初のデジタル配信を実現したことが明らかになりました。

「Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor」は、ミサルの力を手に入れたドラコリッチからフェイルーンを守るために、エルミンスターが招集したパーティの冒険を描くターンベースRPGで、広大なエルフの廃都ミス・ドラナーの探索やノンリニアなクエストシステム、90種を超えるスペルといった要素を特色としており、2026年第4四半期に現世代版のリリースを予定しています。

前述の通り、「Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor」は希代のがっかりタイトルとして知られていますが、SNEGは現世代版“The Temple of Elemental Evil”や“Forgotten Realms: Demon Stone”、“Dungeons & Dragons: Dragonshard”のリリースに当たって、コミュニティパッチ等の歴史を踏まえた現世代向けの様々な最適化やバグ修正を施し、本来のポテンシャルを引き出す新バージョンのリリースを実現しており、「Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor」においても、最新アップデートや一部必携MOD等を統合した、実際に遊べる“Ruins of Myth Drannor”の決定版が登場することになるか、近く改めて報じられる改善点のディテールに大きな期待が掛かるところです。

なお、今回の発表に併せて、フランスのKalisto Entertainmentが開発を手がけた1997年のアクションアドベンチャー「Dark Earth」に加え、1994年にリリースされたAndrew Spencer Studiosのアドベンチャー「Ecstatica」と97年の続編「Ecstatica II」、2003年の人気ファンタジーストラテジー「Warlords IV: Heroes of Etheria」、さらにRandom Gamesが開発を手がけた1998年のWW2ターンベースストラテジー「Soldiers at War」の現世代版リリースも決定しています。

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