2026年4月25日、「ぶらり川越 GAME DIGG2」が開催されました。
本イベントは、埼玉県川越市にて行われたオープンタウン型のインディーゲームイベントです。蓮馨寺、りそなコエドテラス、川越市文化創造インキュベーション施設コエトコの3か所を会場として、川越の街を歩きながら、インディーゲームやボードゲームの展示販売、試遊、ミニ音楽ライブなどが楽しめました。
本記事では出展タイトルの1つ、『ウチュメガファイト』の試遊と、開発者ミニインタビューの様子をお届けします。

本作はuchuzine氏による、ブラウザで遊べるお手軽格闘ゲームです。PCでもスマホでも快適に遊べるほか、2026年内にSteam向けにリリースされる予定です。(パッケージ版もあり実際に「ぶらり川越 GAME DIGG2」でも販売されていましたが、在庫は残り少ないとのこと)
FCの名作『ジョイメカファイト』をリスペクトしてはいますが、戦闘スタイルを「ノーマルモード」「ジョイメガモード」「ちょいメガモード」の3つから選ぶことができ、それぞれ『ストリートファイター』シリーズ『ジョイメカファイト』『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに慣れ親しんだ人たちにおすすめという、『ジョイメカファイト』世代のみならず幅広い世代が遊びやすいゲームでもあります。

筆者は今回、「ちょいメガモード」の「カーシュカーシュ」を選択してプレイ。なお、公式サイトによると、モードによって名前が違うようで、この子は「いぶき」ちゃんだそうです。良い名前だ。

プレイしてまず感じたのは、やはりお手軽さです。先述したゲームタイトル、また格闘ゲームと言うジャンルに触れたことのある人ならば、すぐになじめるでしょう。相手に攻撃をヒットさせた際のコンボ表示が気持ちよく、あまり多くの格闘ゲームをプレイしてはいない筆者でも夢中になってプレイしていました。画面は1対1で、上にそれぞれの体力ゲージがある、2D対戦格闘でおなじみのスタイルです。
また、格闘ゲームや横スクロールアクションゲームでお約束の、制限時間内に車を破壊するボーナスステージもあります。第2試合後に遭遇し、ぎりぎりでクリアすることができました、あぶねっ!


第3試合の相手は強く、1回コンティニューしてしまいましたが辛くも勝利することができました。ちなみにコンティニュー時には戦闘スタイルの変更が可能なので、違うスタイルで再挑戦しながら自分に合ったスタイルを探すのもおすすめです。

第3試合を勝利したところで今回の試遊は終了しました。ここからは、開発者のuchuzine氏に実施したインタビューの様子をお届けします。
――『ジョイメカファイト』から影響を受けているとは思うのですが、戦闘スタイルを変えられるのが印象的でした。他の格闘ゲームからも影響を受けていらっしゃるんですか?
uchuzine氏:そうですね。やっぱり1番影響を受けているのは『ストリートファイター』なんですけれども、『ジョイメカファイト』の見た目だけれど『ストリートファイター』みたいな今風の操作ができて今の人にも遊んでもらえるし、『ジョイメガファイト』好きだった人には「ジョイメガモード」で遊んでもらって、どっちも「コマンド難しくてできないよ」っていう子供にも『大乱闘スマッシュブラザーズ』みたいな操作方法ならコマンド入力ではなくなるので「ちょいメガモード」を入れて……。
この3つを入れることでどの世代も対応できる、というのがやりたかったところです。
――その戦闘スタイルによって強い弱い、は関係してこないですか?
uchuzine氏:ほぼ別キャラみたいに性能が変わります。なるべく同じ強さにするようにはしてるんですけど、割と1番強いのが「ちょいメガモード」みたいで、今までの大会では「ちょいメガモード」が成果を出しています。いろんな強みが他のモードにあるので、おそらくノーマルとかジョイメガの方が強いと私は思ってるのですが……。みんな「ちょいメガモード」がうまい。
――大会と言えば、5月3日に開催される「EVO Japan 2026」のサイドトーナメントとして開催されますね。あれはどういった経緯で開催に至ったのですか?
uchuzine氏:サイドトーナメントは、本大会とは別にユーザー側が自分からタイトルを持ち込んで大会を開催できるシステムなのですが、その中でインディーゲームを持ってくる人も、割合は高くないもののいらっしゃるんですね。で、かつ自作のものを持ってくる人は本当に限られているのですが、私はその中でも「積極的に出していきたい!」とやっているので、機会があればインディー格闘ゲームの開発友達と出展しています。
特に本作はオフラインでしか対戦ができないゲームなので、ゲーム自体の宣伝にもなるし、多くの人に大会に向けて練習してもらえて、新しい遊び方を提供できる良い機会なので毎年やらせていただいています。
――今年も楽しみです!Steamでも『ウチュメガファイト』がリリースされますが、こちらは今出ているブラウザ版やパッケージ版と同じ内容ですか?
uchuzine氏:ブラウザ版に入ってる要素の、専用の隠しキャラクターや専用のモードなどの要素は、全てSteam版にも引き継がれます。
パッケージ版には、紙のマニュアルや音楽CDという物理的なメリットがあるんですけど、Steam版はそちらがありません。その分、Steam版にはデジタルフレームやアチーブメントという専用の機能を現在制作中です。一応2026年内夏頃にという風に発表しているのですが……もう結構お待たせしてしまっているので、僕も早く出したいです……!
――応援しております……!最後に、Steam版を楽しみにしているプレイヤーに向けて一言お願いいたします。
uchuzine氏:オンライン対戦をやはり入れたいなと思っています!Steam版は特に、海外に向けてプレイヤーを拡大したいという目的が大きいのですが、海外プレイヤー同士が対戦する機会を提供できてないのがもったいないなと思っています。
リリース時点では入らないかもしれませんが、アップデートなどで入れたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
――ありがとうございました!
『ウチュメガファイト』は、ブラウザでプレイできるほか、PC(Steam)向けにも2026年内配信予定です。

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