
Keen Gamesは、オープンワールドサバイバルアクションRPG『Enshrouded~霧の王国~』の大型アップデート「Forging the Path」を配信開始したことを発表した。
早期アクセス期間としては8回目、そして最後となる本アップデートでは、戦闘、キャラクター成長、新規プレイヤー向けの導入体験、クラフト、建築、ソーシャル機能に至るまで、ゲーム全体にわたる過去最大規模の見直しを行っている。
開発スタジオは、今秋に予定している1.0正式版およびコンソール版のリリースに向けて、開発の最終段階に入っている。なお、2024年1月の早期アクセス開始以降、本作の累計プレイヤー数は500万人を突破している。
■主なアップデート内容
◆戦闘システムの全面リニューアル
本アップデートでは、戦闘、スキル成長、装備システムを根本から見直した。新たなシステムと奥深いメカニクスの導入により、プレイヤーの選択がより重要な意味を持つ設計となっている。
・武器の特殊スキル
通常攻撃を当てることで新リソース「フォーカス」が蓄積し、最大まで溜まると武器固有の強力なスキルを発動可能。伐採や採掘にも同様の仕組みが適用され、それぞれ専用スキルが用意されている。
・バッシュ(強攻撃)
すべての近接武器に長押しで発動する強攻撃を追加。通常の2倍のダメージを与えつつスタンゲージを大きく削り、戦闘に駆け引きが生まれる。
・両手武器のリワーク
両手斧・大槌・大剣の攻撃コンボを全面刷新。重量感と手応えをより感じられるアクションへと調整されている。
・敵AIの警戒システム強化
敵が「不審→捜索→戦闘」と段階的に反応するようになり、各個撃破や奇襲など戦術的なアプローチが可能になった。
・魔法システムの改善
杖の射程や耐久値を引き上げたほか、ファイアボールの爆発範囲を拡大。さらに序盤の素材ドロップを調整し、ゲーム開始直後から魔法を継続的に活用しやすくなっている。
◆成長システムとビルド構築の拡張
プレイヤーの選択がより明確にビルドへ反映されるよう、成長システム全体を強化した。
・スキルのレベルアップ
解放済みスキルをさらに強化可能に。重要スキルへ集中的に投資できるほか、解放コストの緩和によりビルド構築の自由度も向上している。
・スキルツリーの再設計
クラス間の接続ルートを拡張し、ハイブリッドビルドが構築しやすくなった。二段ジャンプは中央配置となり、全クラスで取得可能に。UIや視認性も改善されている。
・装備強化システム
防具・盾・結界・指輪にルーンを装着し、特性を強化可能に。装備品質に応じてスロット数が増加し、プレイスタイルに応じたカスタマイズが可能だ。防御力計算も見直され、強化の効果がより実感しやすくなっている。
◆新機能「アドベンチャー・シェアリング」
コミュニティから要望の多かった機能として、プレイヤー同士でワールドを共有できるシステムを実装した。
専用ハブから、自身のワールド(エンバーベール)のアップロードや、他プレイヤーの作品の閲覧・ダウンロードが可能。さらに、新アイテム「カメラ」により、拠点のスクリーンショットをゲーム内から直接撮影できる。
本機能は初期バージョンとしての実装となり、今後はギミック、パズル、敵配置などの要素が追加され、より高度なクリエイティブ機能へと発展予定だ。
◆序盤体験およびQoL改善
新規プレイヤーと復帰プレイヤーの双方が快適に遊べるよう、ゲーム全体の導線と利便性を大幅に改善した。
・チュートリアル/初期エリア刷新
「灰の地下室」周辺のビジュアルと構造を見直し、自然にゲームシステムを学べる設計へ再構築。
・ミッションジャーナル改善
メイン/サイドの分類を明確化し、目的地や進行状況を把握しやすく調整。
・アイテムセット機能
特定カテゴリのアイテムを収集することで報酬が得られる新ジャーナル機能を追加。既存プレイヤーにはボーナスも付与される。
・クラフトシステム整理
レシピをクラフトステーションごとに再分類し、UIを改善。素材の入手先ヒントも表示されるようになった。
・クイックスタック機能
新設備により、所持素材を自動でチェストへ振り分け可能に。拠点での整理作業を効率化する。
・建築システムの利便性向上
魔法チェストから直接素材を使用可能に。新たな素材カタログと選択ツールにより、建築作業がよりスムーズになった。
変更点の詳細については、Steamにて公開中の完全版パッチノートで確認できる。なお、開発中の機能に関する投票は「Feature Upvote」にて受け付けている。
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