東映は4月21日、ゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」を設立したと発表した。映画・テレビ・アニメに続く「新たな柱」として位置付け、2026年の創立75周年を機に本格参入する。

 最初の展開領域はPCゲームとし、PC向けゲーム配信プラットフォーム「Steam」で第一弾を投入する。その後はNintendo Switch、PlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定している。初期作品のラインアップは4月24日に発表する。

既存IPに依存せず、「ゼロからの新IP創出」を掲げる

 東映ゲームズが掲げる方針の特徴は、東映の既存IPを活用したゲームではなく、国内外のクリエイターと組んだ完全新規タイトルで立ち上げる点だ。

 代表取締役社長の吉村文雄氏は「ゼロからの新しいIPの創出を目指す」とコメントし、「映像制作を通じて培ってきた技術とノウハウをゲーム事業に注ぎ込み、東映ならではのエンタテインメント体験を世界中のプレイヤーに届ける」と説明した。東映グループの中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE2033」に掲げる「ものがたりを全世界に届ける」目標の一環と位置付け、グローバル市場を主戦場に据える。

ロゴはカイロソフトが制作

 ブランドロゴは、経営シミュレーションゲームで知られるカイロソフトが手がけた。あわせて東映映画のオープニング映像として知られる「荒磯に波」のピクセルアニメ版も制作。東映ゲームズ側からカイロソフト本社を訪問し、直接依頼したという。

 カイロソフトは1996年から活動し、ドット絵による中毒性の高い経営シミュレーションで熱烈なファンを獲得してきたメーカー。東映は「東映の伝統とカイロソフトの遊び心が融合した唯一無二のもの」としている。

 東映ゲームズ公式サイトと公式Xも同日開設した。初回タイトルの詳細は4月24日に公表される。

 1951年創業の老舗エンタメ企業がどのような新規IPを立ち上げるかが注目される。

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