カプコンは4月17日、『プラグマタ』のPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)版をリリースした。Nintendo Switch 2版は4月24日に発売予定。Steamではさっそく多数のプレイヤーで賑わっている。
『プラグマタ』は、TPSとパズル要素を組み合わせたアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは近未来、夢の素材「ルナフィラメント」を研究する月面施設。連絡が途絶えた施設の調査に向かったヒュー・ウィリアムズは、月震により仲間とはぐれ重傷を負ってしまうが、アンドロイドの少女ディアナに助けられる。ディアナと共に、暴走したAI「IDUS」が繰り出す“ボット”たちが襲いかかる施設からの脱出を目指すのだ。

作中で敵となる“ボット”たちは強固な装甲を身にまとっているが、ディアナのハッキングで弱点を露出させることなどが可能。ハッキングは、一筆書きの要領でマス目を繋げて緑マスのゴールを目指すパズル要素となっている。任意の青マスを多く通るとハッキング自体のダメージが増加して敵の装甲解除時間も延長されるほか、ハッキングノードを装備することで黄色マスを通過してからハッキングに成功するとさまざまな特殊効果が発動するシステムも存在。露出させた弱点をヒューが多彩な銃器で狙い撃ち、戦闘を切り抜けていくのだ。
本作はカプコンの新規IPとして2020年に発表され、複数回の発売延期を経てきたタイトル。昨年12月に、満を持して今年4月24日に発売されることが発表された。そして3月には一転してPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)版の発売日が4月17日に前倒しとなることが告知され、このたびついにリリースを迎えた。
Steam版はさっそく盛況を博しており、ピーク時には3万7180人を記録(SteamDB)。週末にかけてさらに記録を更新していくことも期待される。またSteamユーザーレビューではさっそく約650件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを得ている。持ち味であるパズル要素を交えたTPSアクションがさっそく評価を受けているほか、上質なグラフィックとパフォーマンスを両立している点にも好評が寄せられている。

ちなみに本作はレビュー集積サイトMetacriticのメタスコアにて、レビュー件数のもっとも多いPS5版では本稿執筆時点で86点を獲得。パズルとTPSアクションをバランス良く組み合わせた戦闘システムの独自性に、発売前から高い評価が寄せられていた。そうした前評判の高さも、本作の初動の人気を後押ししているのだろう。開発陣は「どこかで見たことがあるゲームになってほしくない」という思いのもと、試行錯誤を重ねたことも発売延期の背景にあったそうだ(弊誌合同インタビュー記事)。
また本作では多種多様なPC環境での快適なプレイを実現すべく、Steamにて昨年12月に先行して体験版が配信されることになった(弊誌合同インタビュー記事)。体験版の時点で安定したパフォーマンスは評判になっており、さらに磨き上げられて打ち出された製品版でも引き続き高く評価されているかたちだ。
カプコンが発売延期を重ねながらついに完成に漕ぎつけた新規IPとして上々の滑り出しを見せている『プラグマタ』。人気シリーズを主軸としてきた同社の新たな挑戦作として、今後セールスがどのように推移していくのかも注目される。
『プラグマタ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。Nintendo Switch 2向けには4月24日に発売予定だ。

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