
トーセ<4728>は、4月9日に2026年8月期の第2四半期累計(9~2月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から同社のゲーム事業の状況を見てみたい。
同社のゲーム事業は、売上高32億7200万円(前年同期比17.6%増)、営業利益3億2400万円(同22.6%増)となった。そのうちの家庭用ゲーム機・PC関連については、売上高が27億1000万円(同28.7%増)となった一方で、スマートフォン関連は売上高5億5900万円(同16.8%減)となっている。
■家庭用ゲーム機・PC関連
開発活動が活発に進行しており、追加業務の受注や新規プロジェクトの立ち上げも寄与した。懸念材料と言えるのは海外クライアントとの開発プロジェクトが一時停止(再開時期未定)となったことで、これが第3四半期以降にどの程度影響してくるのかは、今後注視しておく必要がありそうだ。
なお、売上5億円以上が見込まれるプロジェクトが新たに1つ企画、立ち上げ段階にあるという。こちらは売上への本格的な貢献は2027年8月期以降を予定しているとのことだ。

■スマートフォン関連
新規開発は激しい市場競争を鑑み家庭用ゲーム機向けを優先していることから、前期に続き進行なしで、運営による売上が中心となっている。ただし、運営タイトルがいずれも配信開始から5年以上経過しており、前年同期を下回る漸減傾向での推移となっているもようだ。
運営タイトルについては、同社の開発・運営タイトルとして明らかにされているアクアプラスの『うたわれるもの ロストフラグ』が4月23日にサービスを終了する予定となっており、こちらの影響も次の四半期以降で見極めておきたいところだ。
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