2026年5月19日に発売予定の「Forza Horizon 6」。本記事では、Xboxより提供されたデジタルプレビュー版で体験できた内容をもとに、本作のプレイレポートをお届けする。

日本が舞台の「Forza Horizon」シリーズ6作目
「Forza Horizon 6」は、Xbox Game StudiosとPlayground Gamesが手掛けるオープンワールドレーシングゲーム。「Forza Motorsport」シリーズのスピンオフとして2012年に登場した「Forza Horizon」から、2021年発売の「Forza Horizon 5」まで、これまでに5作品が展開されてきた。
本シリーズ最大の特徴は、広大なマップを自由に走り回れる点にある。「Forza Motorsport」がサーキットでのレースを中心としているのに対し、「Forza Horizon」はオープンワールドでのドライブ体験を軸としているのが特徴だ。オープンワールドを自由に走り回るだけでなく、レースやチャレンジといったアクティビティに挑戦することも可能で、車を使った多彩な遊び方が楽しめる点が魅力となっている。
また、実在する地域を再現したマップも特徴で、これまでアメリカ、イタリア、オーストラリア、イギリス、メキシコが舞台として登場しており、いずれも広大なフィールドとして描かれてきた。そして今作では、満を持して日本が舞台に選ばれた。

オン・オフロードのレースからドライブまで自由度の高いゲームプレイ
本作では特定のイベントなどを強制されることのない自由度の高さが特徴。マップ上には様々なアクティビティが散りばめられており、プレイヤーは自由に選択してプレイすることができる。
メインの目標はHorizon Festivalへの出場で、今回のプレビュー版ではそれに向けた予選レースを3種類体験することができた。
1つ目のRoad Raceは白川サーキットを舞台にスポーツカーでのレース。ここは白川郷をモチーフにしたコースとなっていて、古民家が立ち並ぶ穏やかな風景とは裏腹に、白熱のレースを体験することができた。

2つ目のCROSS COUNTRYは丘や川を駆け抜ける迫力あるオフロードレース。通常のコースとは異なり、丘を下っての大ジャンプや、田んぼ道、砂浜など道なき道を突き進んでいく「Forza Horizon」らしいレースとなっていた。


3つ目のTRAIL RACEはダートレースのようなものとなっていて、オン・オフロードが入り交ざるレースとなっていた。3回目の予選レースということでAIの難易度を少し上げてみたのだが、途端に強くなって終始手に汗握るレースとなった。難易度は細かく設定することができるため、最初は低くして慣れてきたら徐々に上げていくと本来のレースを楽しめるかもしれない。

マップには多種多彩なPRスタントが用意されている。ドリフトのスコアを稼ぐものから最高速度を測るものまで、ロケーションに応じた挑戦しがいのあるアクティビティとなっている。


また、各地に点在するマスコットを収集(破壊)する要素も存在。いずれも食べ物をモチーフにしたゆるキャラのようなデザインとなっていて、ついついマップ中を走り回って探し出したくなってしまう。マップにはアフターマーケットカーというマシンが売り出されていることもあり、見つけ出して購入すれば自分のコレクションに加えて乗車することもできる。


「Forza Horizon」シリーズお馴染みのドライバターも健在。他プレイヤーの走り方を学習したAIとレースを行える要素で、マップ各地で走り回っているドライバターを見つければ、その場でシームレスにレースへ挑戦できる。コースはその場で決まるため、毎回ランダムなレースを楽しむことが可能だ。


上記のようなアクティビティに挑戦する楽しさに加え、筆者としてはマップ探索も本作の魅力のひとつだと感じた。作り込まれたオープンワールドをオンロードとオフロードの両方で走行でき、野山や田んぼを駆け抜けるといった自由度の高い遊び方が楽しめる点は、本作ならではの体験といえる。


もう1つ個人的に強くおすすめしたい遊び方は、一人称視点でのドライブだ。あえてゆったりと景色を楽しみながらドライブすることにより、まるで軽く旅行に出かけたような気分を味わえるので、ぜひ試してみてほしい。

都市部から田舎道まで日本各地の風景を詰め込んだマップ
多くの人が注目しているであろうマップは、日本の各地域をモチーフにしつつ、ゲームとして遊びやすいように凝縮された作りとなっている。また東京など一部には実在の地名も使用されているが、全体としては架空の名称が用いられている。
プレビュー版では全部で9つのエリアを走行することができた。なお、レジェンド アイランドとエステートに関しては製品版で実装されるとのこと。
エリアは、東京の大都市から広大な田んぼが広がる平野部、曲がりくねった道が続く山岳部、海岸沿い、雪景色が広がる地域まで多彩に用意されており、それぞれ異なる特色を持っている。
本作の目玉のひとつとなる東京は、前作「Forza Horizon 5」に登場した最大の都市・グアナファトの約5倍以上の規模を誇り、シリーズ最大級の都市として描かれている。立体的かつ複雑な構造も特徴で、幾層にも重なる首都高や地下トンネル、都市部の狭い道路など、入り組んだ道路網が再現されている。




東京タワーや渋谷スクンランブル交差点といったランドマークも用意されており、ちょっとした観光も楽しめるエリアとなっている。


中心部の市街地は、派手な看板やネオンが立ち並ぶ、いわゆる東京らしい景観が特徴となっており、秋葉原のようなエリアも確認できた。


レインボーブリッジを通過して南下すると工業地帯が広がり、その一角には車好きが集まるスポットとして知られる大黒PAを思わせるような場所も用意されている。



都市部を離れると、一気に日本の田舎らしい風景へと変わる。曲がりくねった山道、竹林、桜並木と、走っているだけで「日本だなぁ」と感じさせてくれる景色が続く。日本人の目線から見てもわざとらしさや違和感などはなく、むしろどこか懐かしさを感じさせるほどの再現度が印象的だった。



日本の車文化といえば外せない峠道も存在する。ドリフトのアクティビティを楽しめるエリアになっているのだが、筆者はドリフトに慣れず、何度もガードレールを突き抜けて落下してしまった。ここをカッコよく走り抜けられるようになれば、峠バトルを再現できるのに、とちょっと悔しい思いをした。


他にも雪景色が広がるゲレンデや海沿いの街など、日本のバリエーション豊かな景色と道路を楽しむことができる。なお、プレビュー版では季節が春に固定されていたが、製品版では季節の変化を楽しむこともできるそうだ。

プレイを通して、日本という見慣れた土地を自由に走り回れることが本作の最大の魅力だと感じた。首都高のような大都会ならではのコースから、自然豊かなオフロードまで、バリエーション豊かなドライブが楽しめるのは、今までの「Forza Horizon」シリーズでは味わえなかった体験といえる。
筆者は車には疎い方だが、それでもプレビュー中は気づけばのめり込んで、ドライブやレースに熱中していた。日本が舞台ということもあって親しみやすく、レースゲームに慣れていないプレイヤーでも自然と楽しめる作品だろう。
また、Gamerチャンネルでは本作のプレイ動画を公開中。予選レースのゲームプレイから各エリアの探索まで、本作の体験をたっぷり確認できるので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
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