更新日:

2026年4月5日
 

[著者:つむじ、製品評価:4.7 / 5(ミドルクラスゲーミングノートPCとして)]

HyperX OMEN 15(インテル)のノートPC

CPU
Core i5-14450HX
Core i7-14650HX

GPU
RTX 5050 Laptop
RTX 5060 Laptop

メモリ
16GB / 24GB

ストレージ
1TB SSD

画面サイズ
15.3型 16:10

画面種類
2560×1600 180Hz

質量
約2.52kg

バッテリー
70Wh

価格
24万円台~

結論:高品質なゲーミングノートが欲しい方におすすめ

HyperX OMEN 15は、完成度の高いゲーミングノートPCです。

筐体は洗練されたデザインに仕上がっており、ディスプレイも2.5K、100% sRGB、180Hzの可変リフレッシュレートに対応し、高品質で、ゲームからクリエイティブ用途まで対応できます。

さらに、8Kポーリングレートキーボードを搭載し、冷却性能も高く、長時間競技系タイトルをプレイする方にも適しています。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-14650HX、RTX 5060 Laptop、24GBメモリ、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「HyperX OMEN 15の特徴」のみお読みください。

 

HyperX OMEN 15の特徴

OMEN 15が「HyperX」の名を冠して復活!

今年1月、HPのゲーミングブランドである「OMEN」と「HyperX」の統合が発表されました。これにより、これまでPC本体を担ってきたOMENと、周辺機器ブランドとして展開してきたHyperXが一体となり、より統一されたゲーミングブランドへと進化しています。

今回レビューする「HyperX OMEN 15」は、従来のOMENシリーズのゲーミングノートとしての特徴を継承しつつ、HyperXの名を冠することで、ディスプレイやキーボードの品質が高く、よりゲーミングデバイスとしての完成度を高めた1台となっています。


天板のロゴも「HyperX」に

 

黒が映えるシャドウブラック筐体

HyperX OMEN 15 の筐体カラーは、マットな質感のシャドウブラックを採用しています。シンプルで洗練されたデザインに仕上がっており、ゲーミングノートとしては落ち着いた外観が特徴です。過度な装飾もなく、普段使いでも違和感なく使いやすい点も魅力です。


筐体カラーはシャドウブラック

シンプルで洗練されたデザイン

 

8Kポーリングレートキーボードを搭載

HyperX OMEN 15は、最大8,000Hzのポーリングレート(PCがキーボードの入力をチェックする頻度)に対応したキーボードを搭載しています。一般的なキーボードは1,000Hzなので、それと比べて入力の反応速度が8倍も高くなっており、キー操作をより正確に反映しやすいのが特徴です。

特にFPSゲームのような競技系タイトルなど、素早い入力が求められる場面で有利に働きます。

ただ、ラピッドトリガー機能があるわけではないので、実際に使ってみて、体感での違いはあまり感じませんでしたが、ゲームをしていても、普通に操作しやすかったです。


8Kポーリングレートのキーボードを搭載

 

100% sRGB、最大180HzのVRRディスプレイ

HyperX OMEN 15のディスプレイは、15.3型、2560×1600ドットの高解像度に加え、sRGB 100%クラスの色域に対応しており、映像を綺麗に表示できます。

また、最大180Hzの可変リフレッシュレート(VRR)にも対応しているため、ゲーム中のフレームレートに応じてリフレッシュレートを自動で調整することで、映像のカクつきやディアリングを抑えることができます。

実際にゲームをしてみても、滑らかな映像で、カクつきもなく、非常にプレイしやすかったです。


2560×1600ドット、100% sRGB、最大180Hzの可変リフレッシュレートに対応

 

最大でCore i7-14650HX+RTX 5060 Laptopを搭載

HyperX OMEN 15は、Core i5-14450HX+RTX 5050 Laptopを搭載するエントリークラスまたは、Core i7-14650HX+RTX 5060 Laptopを搭載するミドルクラスの2モデルが用意されています。

モデル販売のためカスタマイズはできませんが、あらかじめバランスの取れた構成が用意されているため、用途に応じて選びやすいのが特徴です。

幅広くゲームをプレイしたい方は、Core i7-14650HX+RTX 5060 Laptop搭載モデルがおすすめです。


エントリークラスまたはミドルクラスのモデルが用意されている

ゲーム性能を求めるならRTX 5060 Laptop搭載モデル

 

注意点

本製品は、ディスプレイとキーボードの品質が高いことから、価格もやや高めに設定されています。画質は気にしない方、外付けのモニターやキーボードをつなげる方などは、この製品は適しません。もっと安い製品のほうがいいと思います。ディスプレイやキーボードまで気にかける方には、本製品は適していると思います。

また、PC価格の高騰もあり、決して安価な部類ではありません。HPでは定期的にセールをやっているので、できるだけ安くなったときを狙って購入するといいと思います。

加えて、メモリが高騰している影響もあると思いますが、本製品は、メモリが1枚しか搭載されていません。2枚の場合と比べると帯域が狭くなります。ゲームにおいては、独立グラフィックスのビデオメモリが主に使用されるので、影響は限定的ですが、処理によってはやや遅くなるケースもあります。ただし、スロットに1つ空きがあるので、後からメモリを増設することは出来ます。

 

動画レビュー

製品の概要をまとめた動画も作成しました。

まとめ動画

 

 

各用途の快適度

HyperX OMEN 15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度

用途
快適度
コメント

Web閲覧
Office作業

高いスペックで、ディスプレイも見やすく快適です。

動画鑑賞

高解像度ディスプレイで、スピーカー音も比較的良く、動画鑑賞も快適です。

RAW現像
画像編集

広めの色域ディスプレイで、CPU性能&GPU性能も高いので、画像編集などにも適しています。

動画編集

独立グラフィックスを搭載し、動画編集も快適です。

ゲーム

180Hzの高リフレッシュレートにより、FPSなどの動きの激しいゲームも非常に滑らかです。また、高い性能のCPUとGPUを搭載しているので、快適にゲームができます。

 

ディスプレイのチェック

HyperX OMEN 15のディスプレイは、15.3型、2560×1600、180Hz(可変)となっています。色域も広めで、非光沢なので、ゲーム画面が見やすいです。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

色域・輝度
RGB
発色特性
視野角
映り込み・
ギラつき

当サイトで計測した色域は、下表の通りで広めです。最大輝度は当サイトの計測では、500nitでした。

 
カバー率

sRGBカバー率
99%

DCI-P3カバー率
80%

Adobe RGBカバー率
78%


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれて、赤がわずかに強めに発色していることが分かりますが、そこまで気にはならないでしょう。


ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢なので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほぼ感じません。


画面への映り込み

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、180Hzのディスプレイで1フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCと比べると残像は少ないです。


「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行(
画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードは、26キーロールオーバー、8,000Hzポーリングレートに対応と、競技にも使えるレベルのキーボードを搭載しています。

キーピッチは、実測で横:約18.5mm、縦:約18mmで、キーストロークは約1.5mmでした。

キーピッチは若干狭いです。また、「半角/全角」や左「Ctrl」キーなど、一部のキーが小さくなっています。そのため、「Ctrl」キーを多用するゲームでは操作性に影響が出る可能性があり、注意が必要です。

ゲームをする上で個人的にはテンキーは不要なので、その分、キーにゆとりが欲しかったです。

タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも普通の押しやすさです。


キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます

キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。RGBライティングに対応しており、ゾーン毎に色と発光パターンの変更が可能です。


キーボードバックライト

キーボードバックライトは「OMEN Gaming Hub」から設定できる

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、下図のように動作モードを変更することができます。

ここでは、デフォルトの「最適」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。


動作モード

 

また、「パフォーマンス」モードより上の「非制限」モードも用意されています。パフォーマンスは若干向上しますが、その分動作音も大きくなります。実用性を考慮し、ここでは「非制限」モードはCINEBENCH 2024および3DMarkのみ計測しています。


「非制限」モード

 

CPU

CINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。

今回、Core i7-14650HXを搭載しており、HXシリーズらしい高いスコアが出ています。RTX 5060 Laptopとの組み合わせとしてもバランスが良く、ゲーム用途でもしっかり性能を発揮できる構成です。

ただ、「最適」モードだとスコアが落ちるので、ゲームをするときは「パフォーマンス」モードがいいと思います。

CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~


Core i7-14650HX

他のCPUとの比較(マルチコア)

Core Ultra 9 275HX
2202

Core i9-14900HX
1748

Ryzen AI Max+ 395
1565

Ryzen AI Max+ 392
1439

Core i7-14700HX
1313

Ryzen AI 9 HX 370
1226

Snapdragon X Elite X1E-78-100
1104

Core i7-14650HX
1086 [非制限]

989 [パフォーマンス]

823 [最適]

Ryzen 7 260
969

Ryzen AI 7 350
951

Ryzen 9 8945HS
919

Ryzen 7 8845HS
919

Core i5-13450HX
886

Core i7-13700H
855

Core Ultra 7 255H
834

Core Ultra 7 155H
825

Ryzen 7 8840HS
785

Core Ultra 5 125H
669

Ryzen 7 8840U
618

Core Ultra 7 258V
603

Core Ultra 5 125U
572

Core 5 120U
558

Ryzen 5 8540U
500

他のCPUとの比較(シングルコア)

Core Ultra 9 275HX
137

Core i9-14900HX
128

Core i7-14700HX
126

Core Ultra 7 255H
126

Core Ultra 7 258V
121

Core i7-14650HX
117 [パフォーマンス]

115 [非制限]

113 [最適]

Ryzen AI Max+ 395
116

Ryzen AI 9 HX 370
115

Ryzen AI 7 350
115

Core i7-13700H
114

Ryzen AI Max+ 392
113

Core 5 120U
110

Snapdragon X Elite X1E-78-100
107

Ryzen 9 8945HS
106

Ryzen 7 260
104

Ryzen 7 8840U
104

Core Ultra 7 155H
103

Core i5-13450HX
101

Ryzen 7 8845HS
101

Core Ultra 5 125H
101

Ryzen 5 8540U
100

Ryzen 7 8840HS
98

Core Ultra 5 125U
94

 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH 2026
~ CPU性能の評価 ~


Core i7-14650HX

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

グラフィックス

今回、グラフィックスには、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは115Wと標準的です。


NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 5060 Laptopの情報は次の通りです。


本製品のグラフィックカードのスペック

 

3DMarkのベンチマークスコアはご覧の通りです。最新世代のミドルクラスGPUを搭載しており、従来のGeForce RTX 4070 Laptopとほぼ同等のスコアが出ています。実際のゲームでも幅広いタイトルに対応できる性能です。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~


GeForce RTX 5060 Laptop

他のグラフィックスとの比較(Graphics score)

RTX 5090 Laptop
175W
24493

RTX 5080 Laptop
175W
20825

RTX 5070 Ti Laptop
140W
17394

RTX 5070 Ti Laptop
120W
15341

RTX 5070 Laptop
115W
13737

RTX 4070 Laptop
140W
12545

RTX 5060 Laptop
115W
12096 [パフォーマンス]

11011 [最適]

RTX 4060 Laptop
140W
10665

RTX 5050 Laptop
115W
9905

RTX 4050 Laptop
105W
8469

RTX 3050 Ti Laptop
95W
6063

RTX 3050 Laptop
75W
5102

RTX 3050 Laptop
65W
4892

Intel Arc 140V
(Core Ultra 7 258V)
 
3804

Intel Arc Graphics
(Core Ultra 7 155H)
 
3600

 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~


GeForce RTX 5060 Laptop

他のグラフィックスとの比較

RTX 5090 Laptop
175W
5898

RTX 4090 Laptop
175W
4919

RTX 5080 Laptop
175W
4754

RTX 5070 Ti Laptop
140W
3987

RTX 5070 Ti Laptop
120W
3525

RTX 5070 Laptop
115W
2756

RTX 4070 Laptop
140W
2714

RTX 5060 Laptop
115W
2709 [パフォーマンス]

2384 [最適]

RTX 4060 Laptop
140W
2339

RTX 5050 Laptop
115W
2315

RTX 4050 Laptop
140W
1879

RTX 4050 Laptop
50W
1466

RTX 3050 Laptop
95W
1178

RTX 3050 Laptop
65W
959

 

ストレージ

ストレージには、1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~


1TB SSD

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回、Core i7-14650HX+RTX 5060 Laptopを搭載したモデルで計測しています。

重めのゲームでは、フルHD解像度であれば高いグラフィック設定でも快適にプレイできるタイトルが多いです。中程度の負荷のゲームであれば、WQHD解像度でも高設定で快適にプレイできるでしょう。

また、競技系タイトルではグラフィック設定を調整することで、WQHD解像度でも高いフレームレートを維持することが可能です。

ARKアイコン

重い部類のゲーム

モンスターハンターワイルズ ベンチマーク

解像度
品質
フレーム生成OFF
フレーム生成ON

1920×1200

69 fps
124 fps


65 fps
109 fps

ウルトラ
53 fps
76 fps

2560×1600


125 fps



93 fps

ウルトラ

59 fps

1920×1200解像度では高設定でも快適にプレイできる性能です。2560×1600解像度ではフレーム生成が必須になるでしょう。

アイコン

重い部類のゲーム

サイバーパンク2077

解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x

1920×1200
ウルトラ
91 fps
234 fps

レイトレ:ウルトラ
53 fps
164 fps

レイトレ:OD
35 fps
83 fps

2560×1600
ウルトラ
63 fps
165 fps

レイトレ:ウルトラ
42 fps
69 fps

レイトレ:OD
25 fps
34 fps

2560×1600解像度であれば、ウルトラ設定でも快適にプレイが可能です。

アイコン

重い部類のゲーム

ファイナルファンタジー 15

解像度
品質
平均fps

1920×1080
高品質
115 fps

2560×1600
88 fps

アイコン

中程度の重さのゲーム

ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー

解像度
品質
平均fps

1920×1200
最高品質
118 fps

2560×1600
79 fps

アイコン

中程度の重さのゲーム

フォートナイト

パフォーマンス

解像度
その他設定
平均fps

1920×1200
3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
220 fps (1% Low: 108 fps)

2560×1600
215 fps (1% Low: 103 fps)

※バトルロワイヤル ソロで計測

アイコン

軽い部類のゲーム

Apex Legends

解像度
品質
平均fps

1920×1200
低設定
230 fps

高設定
192 fps

2560×1600
低設定
193 fps

高設定
142 fps

※トレーニングモードで計測

アイコン

軽い部類のゲーム

PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS

解像度
品質
平均fps

1920×1200
非常に低い
220 fps

ウルトラ
203 fps

2560×1600
非常に低い
191 fps

ウルトラ
126 fps

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

今回の構成はCPU・GPUともに性能が高く、動画編集や画像編集などのクリエイティブな作業も快適に行えます。ただ、メモリが1枚のみの搭載なので、CPU内蔵グラフィックスが動くような処理に関しては、やや遅くなると思われます。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomのイメージ画像

比較的速い書き出しです。

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core Ultra 9 275HX
RTX 5060 (115W)
30秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core Ultra 7 255HX
RTX 5060 (115W)
34秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core i9-14900HX
39秒

Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
42秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core Ultra 9 285H
44秒

Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
44秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Core Ultra 7 255H
45秒

Core i5-13450HX
RTX 5060 (115W)
46秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Ryzen AI 9 HX 375
49秒

Ryzen AI 7 350
RTX 5060 (115W)
57秒 [書き出しにGPUを使用をON]

Ryzen AI 9 HX 370
57秒

Ryzen AI 7 350
58秒

Ryzen AI 9 365
64秒

Core Ultra 7 258V
66秒

Ryzen 7 8845HS
77秒

Core Ultra 7 255U
92秒

Core Ultra 5 125U
103秒

Core i5-1335U
128秒

※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

Adobe Premiere Proによる書き出し時間

Premiere Proのイメージ画像

Adobe Premiere Proも、比較的速い書き出しでした。

4K動画の書き出し

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒

Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分26秒

Core i5-13450HX
RTX 5060 (115W)
2分51秒

Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒

Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
3分02秒

Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
3分09秒

Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒

Ryzen 7 7435HS
RTX 4050 (140W)
4分15秒

Ryzen AI 7 350
RTX 5060 (115W)
4分20秒

Core 5 210H
RTX 3050 (65W)
6分27秒

Ryzen AI 7 350
8分04秒

※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

質量のチェック

質量のチェックです。

当サイトによる実測値は以下の通りで、ゲーミングノートとしてはやや重めです。ACアダプターも比較的重量があるため、持ち運びにはあまり向きません。ただ、デスクトップPCよりはかなり持ち出しやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)

 
質量

PC本体
2.317kg

ACアダプター
868g

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUパッケージの温度を確認しました。なお、今回搭載しているCore i7-14650HXのベースパワーは55W、最大ターボパワーは157Wです。

「最適」モードの場合、ターボブースト後の動作安定時のCPU電力は、約50W前後で推移しており、やや低めのパフォーマンスです。このときのCPU温度は60℃付近と、低い温度です。

「パフォーマンス」モードの場合は、60W~70WのCPU電力で推移しており、高めのパフォーマンスが出ていることが分かります。このときのCPU温度は、63℃前後とこちらも低い温度が保たれています。冷却性能は高いです。

CPU電力

CPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。

ゲームでは、どちらのモードも、CPU温度およびGPU温度は70℃前半に収まっており、問題のない温度です。長時間のゲームプレイでも安定した動作が期待できます。

CPU温度

GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

負荷が低い状態ではファンの動作音はほとんど気になりません。

ゲーム時は「最適」モードであればややうるさく感じる程度に収まっていますが、「パフォーマンス」モードではうるさく感じます。多少フレームレートが落ちても問題なくゲームができているのであれば、「最適」モードでもいいと思います。

騒音値

 
騒音値

アイドル時 (最適)
約27dB

FF15ベンチ時 (最適)
約46dB

FF15ベンチ時 (パフォーマンス)
約52dB

計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:FF14のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920×1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

どちらの動作モードでも、ゲームをしているとキーボードの中央付近がわずかに暖かく感じてきますが、不快感はほぼありません。また、WASDキー周辺はほとんど温度は上がっておらず、快適にゲームができます。

PC本体の表面温度


サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

ゲーミングノートなので、消費電力は高いです。

消費電力

 
消費電力

アイドル時 (最適)
約20W

FF15ベンチ時 (最適)
約192W

FF15ベンチ時 (パフォーマンス)
約209W

測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

ボディカラーはシャドウブラックを採用しており、ゲーミングノートとしては落ち着きのある、洗練されたデザインです。

 

天板には「HyperX」のロゴが入っています。こちらもシンプルで落ち着きがあります。

 

ボディの厚さは約26.99mmと、ゲーミングノートとしては標準的なサイズです。薄いモデルではありませんが、その分しっかりとした冷却性能です。

 

スピーカーは底面に配置されていますが、やや前方に向けて設計されているため、音は比較的聞き取りやすいです。最大音量は標準的ですが、音質は比較的良く、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5~6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

WebカメラはFHD画素です。

 

側面のポート類は下図の通りです。

USB Type-Aは左右に1ポートずつ配置されており、LANポートは右側面に備えています。背面にはUSB Type-C(10Gbps)とHDMIポートが配置されています。

USB Type-CはPowerDeliveryおよび映像出力に対応しています。HDMIは2.1に対応しています。

映像出力できるポートが2つしかないので、外部モニターを3つ以上接続したい方は注意して下さい。

 

ヒンジは以下の角度までしか開きません。ただ、通常の使用では問題ありません。

 

底面も非常にシンプルです。吸気しやすくするため、高めのゴム足が付いています。

 

底面カバーを外したときの内部はご覧のようになっています。

冷却ファンは2つ、ヒートパイプは3本で、背面の2方向から排気します。冷却性能は高いです。

 

メモリスロットは2つです。今回のモデルでは24GBx1とやや珍しい容量となっています。

 

SSDには発熱対策としてヒートシンクカバーが装着されています。SSDはType 2280のものが搭載されていました。

 

空きのM.2スロットがあります。ヒートシンクカバーも付属しています。

 

ACアダプターの容量は280Wで、薄型ですが大きいです。

 

まとめ

以上が、HyperX OMEN 15のレビューです。

高品質なディスプレイや、競技レベルの8Kポーリングレートに対応したキーボードを搭載している点が特徴です。冷却性能も高く、高負荷時でも安定した動作が期待できます。

今回、Core i7-14650HX+RTX 5060 Laptop搭載モデルを試しましたが、フルHDはもちろん、WQHD解像度でも多くのゲームを快適にプレイできる性能を備えています。競技系タイトルについても、設定を調整することで高いフレームレートを維持しやすいでしょう。

ただし、ディスプレイとキーボードの品質が高いことがあり、価格が高めに設定されています。もし、外付けモニター、外付けキーボードを使う方にとっては割高になるので適しません。

また、PC価格の高騰の影響で価格は高めなので、定期的に開催されるセールで購入するのもいいと思います。

また、メモリが1枚挿しとなっています。DDR5は内部的にデュアルチャネルで動作するとは言え、メモリ帯域は2枚挿しのときより狭くなります。ゲーム時は、主に独立GPUのVRAMを使うので影響は少ないですが、場合によっては遅く感じる処理などもあるのでご注意下さい。ただ、空きスロットがあるため、将来的なアップグレードは可能です。

このようなPCですが、ディスプレイとキーボードの品質は高いことから、FPSなどの競技系タイトルを多くプレイする方や、高品質なゲーミングノートが欲しい方にはおすすめです。

 

高品質なゲーミングノートが欲しい方におすすめ

HyperX OMEN 15

特徴

2560×1600ドット、最大180Hzのディスプレイ
8Kポーリングレートキーボード搭載
GeForce RTX 5050 / 5060 Laptop搭載

こんなあなたに

FPSなどの競技系タイトルを主にプレイする方
高品質なゲーミングノートが欲しい方

公式販売サイトはこちら

 

著者

櫻庭尚良
櫻庭 尚良(the比較 管理人)

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。

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