緊急通報電話のオペレーターとなるシミュレーション『911 Operator』がSteamにて無料配布されている。無料配布は現地時間2025年10月29日(日本時間ではおそらく30日)までの期間限定で、一度ライブラリに加えれば無料配布期間が終わってもプレイ可能だ。ゲームは日本語字幕に対応している。

『911 Operator』は緊急通報用電話番号「911」のオペレーターとなって、電話や事件・事故を管理していくシミュレーションゲームだ。日本の番号に置き換えると、110番や119番の電話オペレーターになるゲームである。プレイヤーは緊急電話に対応しつつ警察官、救急隊、消防隊のチームを管理していくことになる。画面は地図のような見下ろし式で、実際の都市を舞台にしている。

ゲームがスタートするときには、まず警察官(青)、医者(白)、消防士(赤)の3チームを都市に配備していく。そこから緊急通報電話がかかってくるので、会話を選択して対応しつつ、適切なチームを事件現場に向かわせる。ただし、電話の相手はパニック状態になっていることが多い。住所を聞く、なにが起こっているのかを聞くなどして対応しよう。ただし、電話が本当に緊急かはわからないこともある。ときには事件に自分で対応させる、消防車両が足りないので無視するといったことも必要となる。ただし、自分で対応させたら、さらなる事故や事件が発生してしまうこともある。間違い電話かと思っていたら本当に緊急だったというケースなどもあり、素早く的確に電話に対応していくのが重要になるだろう。

ゲームモードとしてはキャリアモードとフリーモードの2つを搭載している。キャリアモードのなかには、ひとつの都市を選んでチャプターをクリアする「都市モード」、複数の都市を通しでプレイする「ユニークストーリー」モード、じっくりプレイする「日々の習慣」モードがある。難易度は4段階あり、最高難易度モードだとポーズができなくなったり、ペナルティが重くなるなど難しくなる。低難易度だと、事件が減るなどして楽になる格好だ。

ストアページによると、ゲーム内の対話は実際の電話でのやりとりを基にして作成されたものもあるそうだ。舞台となる都市は現実のもので、デフォルトだとニューヨークやロンドンなどのほか、東京や新宿も選択することができる。

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