東西対抗戦が行われたGLION ARENA KOBE[写真]=B.LEAGUE

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 Bリーグに所属する各クラブは9月23日、開幕に先立ちプレシーズンゲームを開催した。

 GLION ARENA KOBEに東西の強豪クラブが集結し、東西対抗戦の『KOBE RISING 2025』が行われた。

 第1試合の大阪エヴェッサvsアルバルク東京は、序盤にターンオーバーからヴォーディミル・ゲルンのダンクを浴び重い入りとなったA東京だが、ザック・バランスキーらが長距離砲を沈め落ち着きを取り戻す。3点ビハインドで迎えた後半、地元神戸出身のテーブス海もドライブなどで得点を重ね、第3クォーターにセバスチャン・サイズの連続得点で前に出ると、そのままリードを守り抜き75-68で勝利を収めた。

 続く滋賀レイクスと茨城ロボッツの試合では、茨城が新加入のタイラー・クックなどを中心に得点を重ね序盤からリードを作る。昨シーズンケガに泣いた長谷川暢も攻守で活躍を見せ復活をアピールし、固いディフェンスで相手に得点を許さずに点差を広げていった茨城が、最終スコア95-72で快勝した。長谷川は試合後のインタビューで「最後点差が離れた試合にすることができたのは、みんなが日頃から良い練習を積み重ねた結果だと思います」とチームでの勝利を喜んだ。

 最終試合は地元神戸と千葉ジェッツの1戦。序盤はアップテンポな展開から得点の奪い合いとなった中で、千葉Jの金近廉がバスケットカウントと3ポイントでチームに勢いをもたらし、第2クォーターに入るとインサイドとアウトサイドでバランスの良いバスケットで、マイケル・オウがインサイドで成長を見せ、エースの富樫勇樹が3ポイントで47-32とリードし前半を終える。後半は千葉Jが神戸をディフェンスで圧倒。原修太がターンオーバーを誘発し得点を決め、その後も富樫や渡邊雄太らがスコアを重ね、ディー・ジェイ・ホグの3ポイントで82-52の30点差にリードを広げる。最終クォーターには、2シーズンケガに苦しんだ二上耀が3ポイントを決め会場を盛り上げ、102-72で快勝した。

 南の地沖縄では、琉球ゴールデンキングスがアルティーリ千葉を迎えた『ISLAND GAMES 2025』が開催された。試合序盤こそ一進一退の展開だったが、琉球は岸本隆一が次々に3ポイントを沈め、前半を41-40でリードを奪うと、後半に入ると岸本の勢いは止まらず、さらにヴィック・ローが豪快にダンクを決める。その後も松脇圭や脇真大、新加入の佐土原遼も躍動。A千葉をディフェンスでシャットアウトし99-70で快勝した。試合後に岸本は「誰がコートに立っても、コンセプトを理解して試合を進められ、チームとしてやりたいバスケットが形になってきたと思います」とコメントした。
 
 23日に行われたプレシーズンゲームの結果は以下の通り。

■試合結果
大阪エヴェッサ 68-75 アルバルク東京
大 阪|17|18|18|15|=68
A東京|14|18|25|18|=75

滋賀レイクス 72-95 茨城ロボッツ
滋賀|17|22|16|17|=72
茨城|23|29|21|22|=95

神戸ストークス 72-102 千葉ジェッツ
神 戸|15|17|20|20|=72
千葉J|20|27|35|20|=102

琉球ゴールデンキングス 99-70 アルティーリ千葉
琉 球|22|19|27|31|=99
A千葉|20|20|12|18|=70

富山グラウジーズ 104-98 横浜エクセレンス
富 山|27|27|23|27|=104
横浜EX|25|31|19|23|=98

佐賀バルーナーズ 103-75 鹿児島レブナイズ
佐 賀|34|23|20|26|=103
鹿児島|19|22|24|20¦=75

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