ソニーは、ゲーミングブランドのINZONE初のゲーミングマウス「Mouse-A」と、マウスパッド「Mat-F」および「Mat-D」を発表した。3製品ともに9月5日の発売を予定している。

 3製品ともにプロゲーミングチームのFnaticと共同で開発。コアゲーマーの上位層やストリーマー、元/現プロゲーマーの使用を想定したハイエンド製品と位置付けている。INZONEではこれまでモニターやヘッドセット、イヤフォンといった製品を投入してきたが、今回マウスやキーボードといった周辺機器が新たに加わることで、ゲーミングデバイスのフルラインナップを取り揃えたとしている。

Mouse-AMouse-A

 Mouse-Aは、光学式クリックスイッチや48gの軽量設計などを特徴とする無線ゲーミングマウス。実売予想価格は2万2,000円前後の見込み。カラーはブラックのみ。

 メカニカル式と比べてチャタリングが発生しにくく、応答性や耐久性にも優れる光学式クリックスイッチを採用。センサーにはPixArt製PAW3950ベースのカスタムモデルとなる3950IZを搭載し、最大解像度30,000DPI、最大加速度70G、読み取り速度750IPSを発揮する。加えて、無戦接続時は最大8,000Hzのポーリングレートもサポートしている(有線接続時は最大1,000Hz)。

 プロゲーマーのフィードバックに基づき、eスポーツにも最適な本体形状を実現。持ちやすさや安定感、エイムのしやすさを追求したとする。筐体はさらなる軽量化が可能だったものの、重すぎず軽すぎず、長時間使っても疲れにくい重量として48.4gに設定したという。

 設定ユーティリティは、ソフトウェアのINZONE Hubに加え、Webブラウザ上で使えるWeb版INZONE Hubに対応。ソフトウェアを導入できない環境でも設定変更などが行なえる。

 接続は専用ドングルによる2.4GHz無線とUSB Type-C有線のどちらにも対応。無線時のバッテリ駆動時間は最大90時間(ポーリングレート1,000Hz時)。

Mat-F、Mat-DMat-F

 Mat-FおよびMat-Dは、どちらもサイズが480×400mmのゲーミングマウスパッド。実売予想価格はMat-Fが8,000円前後、Mat-Dが5,000円前後の見込み。

 Mat-Fは、軽い滑り出しと止めやすさを特徴とするコントロールタイプ寄りのマウスパッド。摩擦力は55gfで、安定したフリックエイムが行なえるという。厚さ6mmのクロス生地を使用しており、マウスを押しつけて止めることも可能。裏面には高グリップなウレタンフォームのSlimFlexを採用しており、縁には耐久性のあるステッチ加工を施した。

Mat-D

 Mat-Dは、素早い操作を可能にするスムーズな滑りが特徴のスピードタイプ寄りのマウスパッド。摩擦力は42.5gfで、トラッキングエイムに向いているという。厚さは4mmとMat-Fより薄く、表面にはINZONEのブランドカラーをイメージしたグラデーションデザインを施した。裏面には天然ゴム、縁にはステッチ加工を施した。

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