ASUSとMicrosoftが携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」を6月に発表したが、この製品については多くの疑問が残っていた。中でも最大の関心事である価格が、このほどリークによって明らかになった可能性がある。どうやら安価ではなさそうだ。

 公開されたGoogle検索結果のスクリーンショットによると、スペインのASUS販売代理店のウェブサイトに一時、ROG Xbox Allyと上位モデルROG Xbox Ally Xがそれぞれ599ユーロ(約10万3000円)と899ユーロ(約15万5000円)という価格とともに掲載されたとみられる。スペインのゲームサイト3DJuegosが現地時間7月14日にいち早く発見し、Insider Gamingが報じた。

 MicrosoftとASUSはコメントの依頼にすぐには応じなかった。

 ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xは、携帯ゲーム機市場で優位にある「Steam Deck」の強力なライバルになり得る。オリジナルの「ROG Ally」や他の「Windows」ベースの携帯機には、Windowsが携帯機向けに最適化されていないという欠点がある一方、「SteamOS」はSteam Deck向けに設計されている。このため、Windows搭載機はより高性能なプロセッサーや容量の大きいメモリーを備えているにもかかわらず、ゲームの起動時やプレイ中に遅延やもたつきが感じられることがある。ROG Xbox AllyはXboxのUIを組み込むことでXboxに近い体験を提供しようとしている。初期のレビューによると、一般的なWindows 11搭載機よりもUI面が優れているようだ。

 ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xは2025年のホリデーシーズン(11~12月頃)に発売予定だ。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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