パブリッシャーのMaximum GamesとデベロッパーのBreakfirst Gamesは5月13日、2人協力型アドベンチャーゲーム『How 2 Escape: Lost Submarine』を日本時間6月25日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『How 2 Escape: Lost Submarine』は2人で協力してプレイする謎解きアドベンチャーゲームだ。前作『How 2 Escape』と同様に、本作でも1人のプレイヤーがゲーム本体を、もう1人のプレイヤーは協力プレイ用のアプリを使って、それぞれプレイする。協力プレイ用アプリはiOS/Android向けに無料でダウンロードできるほか、ゲーム本体を協力プレイ用アプリとして起動することも可能だ。2人の間でコミュニケーションは必要だが、ゲーム自体は通信を必要としない。お互いの画面を見ないようにしてコミュニケーションがとれるならばオフラインでのプレイが可能となっている。
本作でプレイヤーたちは、とあるミッションを遂行するために、通信圏外で行方不明になっている潜水艦「トライアンファント号」を見つけ出して内部を探索することになる。ゲーム本体を操作するプレイヤーは潜水艦に乗り込んで内部を調査し、スマートフォンを操作するプレイヤーは外部から端末を通じてナビゲートする役割を担う。謎解き要素も多いが、お互いに相手が見ているものはいっさい見ることができないため、コミュニケーションがもっとも重要となるとのことだ。
ゲーム本体のプレイヤーが探索すると、ときどき4桁のコードを見つけることができる。これを協力プレイ用アプリで入力すると、コードを入手した場所に対応した情報が確認でき、その情報をもとにしてゲーム本体が進行するといった具合だ。
本作でプレイヤーたちが遂行するミッションは、「潜水艦に下されていた攻撃命令の中止を伝える」というものである。潜水艦が受けていた攻撃命令は、敵軍に占領された同盟軍の基地に向けて核魚雷を発射し、捕虜もろとも完全に破壊するというもの。実行されれば、世界大戦の勃発は避けられない。しかし後になって協議と交渉の末に攻撃中止が決定される。ただその時すでに潜水艦は通信圏外にあり、攻撃中止を伝えることができなくなってしまっていたのだ。
この「攻撃が実行されるまでに」という条件は時間制限のように強調されているが、ゲーム全体に時間制限の表示があるわけではなさそうだ。前作『How 2 Escape』では暴走列車を衝突する前に止めるためブレーキのある先頭車両を目指すという設定で、車両ごとの時間制限が設けられていた。今作でも同様に、場面ごとの時間制限という形が取られるのかもしれない。
『How 2 Escape: Lost Submarine』はゲーム本体がPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに日本時間6月25日に発売予定。現在は予約購入が可能となっており、Steamでは6月9日までの期間限定で定価の20%オフとなる税込1200円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。
なお今回リリース日が発表されると同時に、各種プラットフォームでゲーム本体のデモ版が公開されている。また、協力プレイ用アプリ『How 2 Escape: Lost Submarine Companion App』はiOS/Android向けに無料配信中。気になるかたは先にデモ版を試してみるのも良いだろう。
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