デベロッパーのKeen Gamesは5月13日、『Enshrouded~霧の王国~』に向けて第6弾となる無料大型アップデート「Thralls of Twilight」を配信開始した。アプデでは新たな強化要素「ジェム」が登場したほか、シュラウド内の探索要素などが強化。さまざまな要素が追加されている。
本作はSteamで早期アクセス配信中の、オープンワールド・サバイバルRPGだ。最大16人のマルチプレイに対応している。今年の4月に総プレイヤー数が400万人を突破したことが報告されており、広く人気を集めている作品である。本作の舞台となるのは、謎の霧・シュラウドの発生によって崩壊してしまったファンタジー世界だ。プレイヤーはボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築。生存者を集めて拠点を発展させながら、冒険を進めていく。
そんな本作に向けて第6弾となる無料大型アップデート「Thralls of Twilight」が配信開始された。今回のアプデでは、まず新たな強化要素としてジェムが追加。ジェムは宝石スロットが存在する武器に装着することで、追加効果を付与できる宝石だ。強敵を倒すとときどきドロップするという。ただし武器にジェムを装着するには、シュラウドの中で専用の鍛冶場を探す必要がある。また鍛冶場のほかにもシュラウドの探索要素は強化されており、新モンスターが複数実装されたほか、シュラウド内でのみ見つかるクラフト素材も新たに追加されている。
また本アプデでは夜間の探索要素も強化され、夜にしか入れない特殊な施設が実装されている。施設はマップ各地に点在しており、中は罠で満ちているが、奥までたどり着くことができればお宝が手に入るそうだ。そして夜にしか咲かない植物も追加された一方で、夜間の敵も活発化。敵の集団が道を徘徊するようになり、危険度も増している。
そのほか新たな生存者として床屋が追加。救出して拠点で話しかけることで、キャラクターの外見を自由に変更できるようになった。あわせて鎧の着色機能も導入され、見た目のカスタマイズ機能が強化されている。さらにグラフィックの刷新やゲームバランスの調整など、同アプデではさまざまな変更が実施されている。追加・変更点は多岐に渡るため、詳細は公式パッチノートを確認してほしい。
本作は2026年春に正式リリースを予定しており、2025年内に実装予定のコンテンツを紹介するロードマップが公開されている(関連記事)。今回のアプデで追加されたコンテンツもロードマップで紹介されていたものが中心となっており、正式リリースへ向けて開発が順調に進んでいるようだ。ロードマップではまだ実装されていない要素も複数紹介されており、今後のアプデも期待されるところである。
『Enshrouded~霧の王国~』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在セールがおこなわれており、5月27日まで定価の20%オフとなる税込2720円で購入可能だ。
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