元カントリー・ガールズで歌手の小関舞(23)と森戸知沙希(25)がこのほど、福岡市内で西スポWEB OTTO!の取材に応じた。2人は初めてのコラボレーションシングル「立ち向かえGo way / Super Happy Lucky Special Day」を17日にリリースした。ファンから「おぜちぃ」の愛称で親しまれている2人に、新曲の魅力はもちろん、出会った当時の互いの印象や〝原点〟とも言える福岡でのエピソードなどを語ってもらった。(聞き手・構成=佐藤泰輔)
出会いから11年
2人は2014年11月にカントリー・ガールズ(19年末で活動休止)に加入。「舞ちゃん」「ちぃ」と呼び合うほど公私ともに仲が良く、バスツアーが企画されるほどの人気ぶり。ファンからは「おぜちぃ」の愛称で親しまれている。
――出会ってから11年が経過しました。お互いの第一印象は?
森戸 舞ちゃんは当時12歳で、私が14歳でした。「自由奔放、天真爛漫」という言葉がぴったりで。12歳なのにステージ前でも「まぁ大丈夫でしょう!いけるっしょ!」みたいな(笑)。私はいつも緊張していたので、その肝の据わった感じは当時からすごかったですね。通学途中に電話をかけてきたりして、本当にかわいい妹みたいな存在でした。
小関 ちぃ(森戸)は、カントリー・ガールズの結成時、サプライズで対面したんですけど、話しかけても「はい…」「はい…」しか言わなくて(笑)。
――そんなに静かだったんですか?
小関 そうなんです。初期の頃、真剣に話し合いをする場面があったんですけど、ちぃだけ「ポカーン」としてて(笑)。でも、そのキャラクターをももち先輩(嗣永桃子)もすごく可愛がっていたし、ファンの方にも愛されていたと思います。私はガンガンいくタイプだったので、正反対でしたね。
森戸 自覚あります(笑)。当時は緊張しすぎて頭が回らなくて…。でも、舞ちゃんとは同年代だったので、一番話しやすかったんですよ。
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小関は19年にカントリー・ガールズおよびハロー!プロジェクトを卒業、24年4月にはソロでCDデビュー。森戸は兼任していたモーニング娘。を22年6月に卒業すると、約1年半にわたりハワイ、ニュージーランド、カナダで語学留学。23年11月から活動を再開した。
――出会ってから11年が経過しました。今、あらためてお互いの成長を感じる部分はありますか?
小関 ちぃのシャイなイメージは完全に払拭されました! 留学やモーニング娘。としての活動を経て、会うたびに社交的になっていって。今ではハロプロOGの楽屋でも、1位2位を争うくらいずっとしゃべってるメンバーになりました(笑)。
森戸 舞ちゃんの肝が据わっていて、しっかりしたところは変わらないんですけど、昔の「自由すぎる悪ガキっぽさ」が少し落ち着いて、大人の綺麗な女性になりました。ちょっと寂しい気もしますけど(笑)。
――実際に2人で活動してみていかがですか?
森戸 もう、安心感しかないです。もしソロでやっていたら不安でできなかったんじゃないかと思うくらい。2人だからこそ今回シングルを出せたんじゃないかと思うと、心強いです。
小関 移動もご飯も仕事中も全部一緒じゃないですか。常になんか楽しいっていう気持ちでいられる。ちぃと一緒にいられることで安心感があるし、楽しく活動できていることが一番良かったと思います。
対照的な新曲の魅力
――今回のシングルは2人の振り幅を感じさせる内容になっていますね。
小関 はい! まず「立ち向かえ Go way」は、これまでのカントリー・ガールズ時代にはなかったような楽曲です。
――具体的にどういった点でしょうか?
小関 すごくカッコよくて、ロックで疾走感のある楽曲になっています。作詞は山崎あおいさん、作曲はKOUGAさんという、カントリー時代からお世話になっている素敵なタッグで作っていただきました。「初めて聴いた時から本当にいい曲!」と私たちも興奮しましたし、MVも廃墟になったプールを使って撮影するなど、今の2人にしか出せない世界観に仕上がっています。
――もう一方の「Super Happy Lucky Special Day」はいかがですか?
森戸 打って変わって、明るくポップな曲調です。テーマが「ふるさと」なんですが、実はこの曲、カントリー・ガールズっぽさが全開なんです!
――周囲からは「懐かしい感じがする」との反応があったとか。
森戸 そうなんです。実は、カントリー・ガールズ時代の「One Summer Night〜真夏の決心〜」の〝その後〟を描いた続編のようなイメージで作っていただいたみたいで、 元メンバーからも「自分が歌ったことある曲かと思った」と言われるくらい(笑)。作詞・作曲の星部ショウさんが、私たちの歴史を汲んで2人ならではの楽曲にしてくださいました。MVもカラフルで可愛いので、「立ち向かえ〜」との対比を楽しんでほしいです。
――久しぶりのレコーディングや撮影でのエピソードはありますか?
森戸 私は約3年ぶりのレコーディングでガチガチだったんですけど、スタッフさんが昔から知っている方々だったので、「久しぶり!」って懐かしみながらのぞめました。
小関 MVの撮影が終わった後、2人で一緒に美容院に行ってイメチェンしたんです。「ちぃはハイトーンにして、私は黒髪ロングにするのはどう?」って相談して。パッと見の対比を意識しました。ちぃの姿にはファンの方もびっくりしたんじゃないかな。
ユニット名のこだわり
――今回のコラボにあたり、まだ非公式ではあるもののユニット名を考えたそうですね。
小関 そうなんです!アーティスト名としては「小関舞×森戸知沙希」という形なんですけど、それだと初めて見た方が「このユニットは何なの? どういう関係?」となってしまうかなと思って。事務所からは「今回はユニットを組んだという形ではないんだけどな……」と渋られたんですけど、「絶対にユニット名はあった方がいいです!」と2人で主張しています。
――お2人が主導だったんですね。
小関 2人で一生懸命考えて、たくさん候補を出して事務所に提案したんですけど、「あんまりピンとこない」って全部却下されてしまって(笑)。それでも諦めずに…。「2wink☆彡」(トゥウィンクル)というユニット名をつけました!
森戸 キラキラしているイメージで、単語の響きを重視しました。表記にもすごくこだわっていて、あえて子供っぽくして読みづらくしたり、ハッシュタグが使えないような記号を入れたりして。「覚えられなくない?」って思うかもしれないけど、その引っかかりが逆に良いなと。
――今は〝既成事実〟を作っている最中ということですか?
小関 今はまだ非公式なんですけど、ファンの方が外堀を埋めてもらえたらなって…(笑)。 いつか公式ユニットとして、「2wink☆彡」を背負って活動できたらいいなという野望を持っています。
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――11月にはYouTube「おぜちぃチャンネル」も始動しました。きっかけは?
森戸 一緒に旅行に行くほど仲が良いので、「これだけ一緒にいるならYouTube欲しいよね」と話していました。今回のコラボをきっかけに、「プロモーションも兼ねて」ということで立ち上げました。
小関 実は撮影も編集もほとんど自分たちでやっています! MV撮影やレコーディングの裏側はもちろん、一番見てほしいのは私たちの〝ゆるゆる〟な素顔です。キメキメな動画ではなく、素に近い2人が見られると思うので、ぜひ楽しんでほしいです!
〝原点〟福岡への想い
――今回は福岡でのイベントもありました。
森戸 福岡はなかなか来られない場所なので、待っていてくれる方がすごく多くて嬉しかったです。水炊きやうどんなど、グルメも堪能できました!
小関 実は、カントリー・ガールズとして初めてのリリースイベントを行ったのが、福岡の「キャナルシティ博多」だったんです。
――〝原点〟とも言える場所なんですね。
小関 人生初のリリイベでド緊張していた思い出の地です。今回、現地には足を運べませんでしたが、11年前に応援してくれた方やOGになってから知ってくれた方がイベントに来てくださって…。感慨深くて涙が出そうでした。次はちぃと2人でここに帰って来られたら嬉しいです。

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