お笑いコンビ・ドンデコルテの渡辺銀次が9日、都内で行われた『劇場版 ゾクゾクほんとうにあった怖い話~変な間取り~』(藤本裕貴監督)の舞台あいさつに登壇。本作で共演し、同居人でもある同期・カゲヤマの益田康平、藤本監督と作品の裏話を披露した。
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本作は、“旧境塚”と呼ばれる地域にある一軒家を舞台に、通常では考えられない怪異の連鎖を5つの異なる視点から描くオムニバスホラー。間取り図には存在しない部屋など、現実世界との境界線を揺るがす恐怖が描かれる。
渡辺が主演を務める『配信者』は、独自の持論を熱弁するオカルト系YouTuber・三上豪徳(渡辺)がある日、配信動画の背後に不気味な霊が映り込んでいたことで再生数が急上昇。狂気的な執念で家の過去を調べ上げ、同居人・関町陽平(益田)を巻き込み“禁断の境界線”を踏み越えてしまう。
映画初主演となった渡辺は、「台本を見た時はびっくりしました。『これ全部覚えるの?』って。カンペなしだったんです。YouTuberもカンペ見ているのに、なんで俺は見ちゃダメなんだという気持ちでしたね」とコメント。藤本監督は「カンペを見ていただいたんですけど、カンペなしが一番いいなと思って、全部カンペなしで撮らせていただきました」と熱演に感謝した。
渡辺は実生活で2016年から「益々荘」と呼ばれる益田の実家に住んでいる。益田のオファーについて、藤本監督は「初め渡辺さんのお話を作らせていただいて、その時、三上と一緒に住んでいる役について脚本家と作り上げた時、『これ益々荘じゃね?』となった。そこから急遽、益田さんをオファーしました。僕は別次元の益々荘にしたかった」と説明した。
撮影の裏話を聞かれると、渡辺が「心霊現象がすごくて、藤本監督のスマホがなくなるなくなる」と回答。「スマホが見つかるのを待つ時間とかがありました」と監督のおっちょこちょいな一面を暴露した。
本作の見どころでもある関町の主観のシーンは、益田が自らカメラを持って撮影したことが明かされると、益田は「昔、吉本のルームシェアをやっている芸人が3組くらい集まって、リモートで肝試しをして、どの家が一番怖いかという企画があった」と回想。「その時、僕はビビる側の役で銀次がお化け役だった。まさかあの経験が生きるとは」と感慨深げに語り、渡辺は「撮影の時は結果どうなるか分からなかった。(完成したシーンを)見た時は感動しました。『こうなるんだ!』って。本当にゾクゾクしました。喜びの意味のゾクゾクもありました」と演出を絶賛した。

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