
プロ野球ニュース 【西武】パワー系リリーバー・張奕〝覚醒〟で高まる新ブルペン構築の期待度
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西武は国内FA権を行使してオリックスへ移籍した森友哉捕手(27)の人的補償として獲得した、張奕投手(28)の入団会見を19日に行った。
張奕は「(話を聞いた時)自分でいいんですか、という気持ちと複雑な気持ち。でも、ワクワクした気持ちが大きかった。オリックスでは、周りの選手がすごくてなかなかチャンスがなかった。自分が今やっていることを信じて競争しながら(ポジションを)勝ち取っていきたい」と意気込みを語った。
渡辺GMは「ウチに来て環境を変えて(本人が言ったように)50~60試合投げてくれたらいいし、可能性は十分あると思う」と最速157キロのパワー系リリーバーの覚醒に期待。平良の先発転向により再編が急務となっているブルペンの活性化に「中継ぎ陣も非常にレベルが高くなっている。張にしても新外国人(ティノコ)にしても、何も確約されているわけではないので、しっかり競争していってほしい」と期待を込めた。
当然、この4年間で203試合に登板し7勝94ホールド31セーブ、防御率1・66、230奪三振と圧倒的な存在感を放ってきた絶対的セットアッパー・平良の代わりはいない。
しかし、その平良が先発としても圧倒的な軸になってくれるのであれば、ブルペンの穴は相殺される。森の抜けた〝クリーンアップ問題〟に比べ、実績のある増田、今季4勝31ホールド、防御率1・77で新人王に輝いた水上を中心に、FAイヤーの来季にキャリアハイを目指す平井、ボー、公文、森脇、本田、宮川、佐々木と頭数は揃っているブルペンはどうにでもやりようはある。
なにより、この3年間で増田―平良、平良―水上を軸とした勝利の方程式、強いブルペンを作ってきた豊田清投手コーチ(51)への信頼は揺るがない。豊田コーチがある素材でどんなパターンの新ブルペンを構築するのか。その期待の方が膨らんでいる西武だ。