プロ野球北海道日本ハムファイターズの沖縄キャンプは最終日を迎えました。キャンプの集大成として週末に行われたオープン戦。就任後初めてのキャンプを過ごしたビッグボスは、手応えを口にしました。

 2月28日、手締めで終わった沖縄春季キャンプ。ビッグボス1か月間の初キャンプの感想は?

 北海道日本ハムファイターズ 新庄 剛志 監督:「今年のキャンプは5日間くらいに感じたキャンプでしたね早かったー。ということは楽しかったということだと思うので、すごく充実したキャンプを送れました」

 Q.開幕までどこを突き詰めていく?
 北海道日本ハムファイターズ 新庄 剛志 監督:「今やってきたことをずっとこのままやっていくだけ。変わらないし、変えないし」

 26日から始まったオープン戦ですが、球場内にビッグボスの姿はありませんでした。

 代わりに指揮をとったのはビッグボスから「一日監督」に指名されたエース・上沢直之。

 選手兼監督として臨んだ上沢は初回の1イニングのみを投げマウンドを降りると…アイシングをしてすぐさまベンチへ。林ヘッドコーチらとともに『監督』として試合を見守ります。

 そんな上沢監督の起用に応えたい打線は5回。

 厚岸町出身・佐藤龍世がセンター前に運ぶと…2年目・細川も続き初めてのチャンスを迎えます。

 しかし、宇佐見の打球はセンターの好プレーに阻まれ得点とはなりません。

 その後も無得点のまま試合が終盤に差し掛かったころ、姿を消していたビッグボスを発見!なんと宿舎のベランダから選手たちをチェックしていたのです。

 ビッグボスと上沢監督が戦況を見つめる中最終回にチャンスでこの男に打席が。5年目・清宮。

 しかしチャンスを活かすことが出来ず、オープン戦初戦は完封負けを喫しました。

 上沢 直之 投手:「本気でやったんですけどね、監督ってこういう気持ちなんだと思いました。いろいろ自分で考えてもなかなか上手くいかないこともあるし、やるのは選手なので。監督の仕事ってどうやって選手をいかすかってすごく難しいなとすごく感じました」

 そして27日に行われたカープとの1戦では、ベンチ入りしてオープン戦初采配となったビッグボス。

 試合は1点リードの4回。まずは守備で魅せます。

 1アウト1塁の場面、カープの小園が放った痛烈な打球をセカンド杉谷がダイビングキャッチ!そこから素早いトスでダブルプレーに仕留めキャンプで磨き上げた堅い守りで得点を許しません。

 するとその裏、1アウト3塁で打席には今川。打った瞬間、その行方を確信した当たりはなんとレフト場外へ!

 札幌出身・プロ2年目の若武者が特大の一発を放ち、ビッグボスにオープン戦初勝利をプレゼントしました。

 今川 優馬 選手:「オープン戦にかける思いは誰よりも強いと思っていて、早く結果を残して今年はレギュラーを取るんだという強い気持ちを持ってオフシーズン取り組んできたので、まずはホームランが1本出てほっとしてます」

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