日本のIT大手・楽天が、リーグ優勝13度、年間王者に6度輝いた、台湾のプロ野球チーム、「ラミゴ・モンキーズ(桃猿)」を買収したことが明らかになった。売却価格が公表されていないが、一部では11億日本円(約3億3000万台湾元)以上と伝えられている。「ラミゴ・モンキーズ」は、これで台湾初の外資系のプロ野球チームとなった。

楽天は2008年から台湾市場に参入し、中華プロ野球連盟のチームにも高い関心を示している。今年2月に台湾遠征を実施し、「ラミゴ・モンキーズ」と親善試合を行った。3月に台湾のネット通販大手、「PChomeオンライン」と提携し、今年の夏から日本の「楽天市場」に出店する事業者の商品を「PChome」のサイトで販売している。 7月、「楽天国際商業銀行」は、台湾でネット銀行の開業資格を取得した。そして、9月19日、中華プロ野球連盟との共同記者会見でラミゴ買収を明らかにし、台湾市場への進出に積極的に取り組んでいる。楽天アジアの渡辺崇・事業運営担当責任者は、中華プロ野球への参入により、より多くの台湾の人たちに楽天を知ってもらおうとしている。

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