プロ野球ニュース 【オリックス】ドラフト1位・山下舜平大「一瞬で緊張」ウィーマルオカ打に重盗…1回3失点ホロ苦デビュー
https://www.youtube.com/channel/UCvGSd4HiJqSiTamECX5eZDw?sub_confirmation=1 ◆エキシビションマッチ オリックス11―7巨人(1日・京セラドーム大阪)
オリックスのドラフト1位ルーキー、山下舜平大投手(19)が“1軍初登板”を果たし、1回4安打3失点のホロ苦デビューとなった。10点リードの6回に3番手で登場。先頭の松原を左邪飛に打ち取ったが、ウィーラーから丸、岡本和に3連打を浴びて2失点。さらに2死一、三塁としてから重盗でホーム生還を許し、3点目を失った。
この日の最速は151キロ。4990人のファンが見守るなか本拠地マウンドで投じた32球に、山下は「マウンドに上がった瞬間、人が多かったので一瞬で緊張した感じでした。3、4、5番のすごい打者とも対戦して、いい点で言うとゾーンで勝負できたというか、逃げずに向かっていけたことだけは良かったと思います。ただいろいろと反省点がある中で、真っすぐを続けると1軍では簡単に打たれたので、数少ない変化球を組み合わせるというのがこれからの課題になるのかなと思います」と収穫と反省を口にした。
福岡大大濠高時代は、あえて直球とカーブの「2球種」で勝負してきた右腕。プロ入り直後も当面はそのスタンスを継続する意向だったが、壁にも直面して現在は投球の幅を広げるためにチェンジアップとフォークを研さん中だ。この日はチェンジアップを数球投じたが「まだ全然、投球の組み合わせでは使っていなくて。気持ち的には“試し”くらいでしか投げられないので、まだ全然です。カーブはストライクも入らなかった。まだ勝負できる球ではなかったので、一番練習しないといけないなと思いました」と悔しさもチラリ。それでも、ファンの前での1軍デビューに「楽しかったです。いい時期に、いい経験をさせてもらったので、ファームに持ち帰ってこの課題を絶対にクリアできるように頑張っていこうと思います」と目を輝かせた。
“金の卵”のお披露目登板に、中嶋監督は「初めてなんでね。だいぶ緊張してたし、いつもの行動と違って、ソワソワソワソワしていた。しょうがないですよね。今やっていること、段階の途中なわけですから。いい球を放っていたけど、カーブが入らなかったのでそのへんかな。得意球のはずが、ストライクを取れなかった。そこがいつもと違うんだろうな、と見ていました」と今後の糧として、大きく飛躍することを期待していた。

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