初めてNPBチームをホームに迎えました。
独立プロ野球、九州アジアリーグの火の国サラマンダーズが、福岡ソフトバンクホークスの3軍と3日藤崎台で対戦。
夏休みということもあり、集客に力を入れるサラマンダーズ、この1週間は来場者に特別プレゼントもあるそうです。
3軍とはいえ、NPBで活躍が期待されるホークスの金の卵たち。
NPBからのドラフト指名を目指すサラマンダーズナインにとっては、最高のアピールの舞台です。
プレーとともに観客のお目当てだったのが、ホークスのマスコット『ハリーホーク』とサラマンダーズの『さら丸』がコラボしたこの夏限定のTシャツです。
【4日のソフトバンク戦でも先着1000枚】
【5日~7日の琉球戦はそれぞれ先着250人に無料配布】
企画にはホークス側も全面協力。
先着1000人に無料で配られるとあって、3日は多くの野球ファンや子供たちが列を作りました。
【観戦に来た小学生】
「『応援に来たな』という感じ」
「(コラボTシャツは)かっこいいと思います」
サラマンダーズの先発はサウスポーの松江。
切れのある直球を軸に序盤の3イニング、ホークス打線を無得点に抑えます。
ところが4回、死球をきっかけにピンチを迎えると。
クリーンアップにタイムリーを浴び2点を失います。
早めに追いつきたいサラマンダーズですが、ホークス先発の変則サウスポー・中道に苦戦。140キロを超えるストレートと変化球に8回で13三振を喫します。
終盤、サラマンダーズはリリーフ陣が奮闘。
特に最終回を任された西島は150キロ超えのストレートを連発しホークス打線を圧倒。
その裏の攻撃に望みを託します。
9回、先頭の水本は初球を狙っていました。
描いた放物線は、夏休みの子供たちに大きな夢を届ける今シーズン6本目のホームラン。
【子供たち】
「ナイスバッティング!」
1対2で敗れたものの、集まった1500人近いファンが大いに沸いた一夜でした。
【火の国サラマンダーズ 水本大志選手】
「(元ソフトバンクの)吉村コーチにずっとつきっきりで教えてもらって。(ボールを)より後ろから打つようなイメージに変えたのでレフト戦の打球が切れなかったのかなと思います」
サラマンダーズは、今夜もリブワーク藤崎台でソフトバンク3軍との交流戦、5日からは独立チームの琉球と3連戦の予定です。

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