第42回明治神宮野球大会 準決勝 明大 – 東北福祉 【2011 11月26日(土) 神宮球場 試合開始13:32 終了16:35 】[球審]石川 [塁審]小山・牧野・清水
結果詳細 http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2011/game28.html
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◇第42回明治神宮野球大会準決勝 明大5-0東北福祉大(2011年11月26日 神宮)
高校、大学の部の準決勝がそれぞれ2試合行われた。明大は広島からドラフト1位で指名された野村祐輔投手(4年)が7回2安打無失点。11三振を奪う力投で東北福祉大を5―0で下し、決勝で愛知学院大と対戦することになった。高校の部の決勝は、今夏の甲子園準優勝校の光星学院と愛工大名電で争われる。
学生最後の大会でようやく見えてきた日本一の頂。野村の口から童顔に似つかぬ強い決意が飛び出した。
「高校で(日本一を)獲れるところを落としてしまったのでその悔しさは凄く強いです。あしたは4年間で一番いい投球をします」
序盤は変化球中心の配球だった。「点を取ってくれるまでは大胆かつ慎重に」。万が一にも失敗は許されない。そんな決意の表れだった。0―0の5回2死二塁の場面では一転。狙って三振を奪いこん身のガッツポーズ。打者に向かう気持ちは持ち続けた。
広陵3年夏の甲子園では、決勝の佐賀北戦で7回まで4―0とリードも8回にまさかの逆転満塁本塁打を浴び準優勝。明大入学後も1年春の全日本大学選手権準決勝で東海大に6点差を逆転され、2年秋の明治神宮大会準決勝でも上武大に逆転負け。リーグ戦では史上7人目の30勝&300奪三振をマークするなど抜群の成績を残しながら、日本一とは縁がなかった。「六大学が一番凄いんだというところを見せつけたい」。最後のチャンスだけは絶対に逃がさない。
■野村 祐輔
177cm72kg 右右 MAX149km カット・チェンジ・スライダー・カーブ・フォーク 広陵高
切れの良い直球と多彩な変化球。制球力、投球術に優れた好投手。通算30勝、358奪三振。
2011年広島1位
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