セ・リーグ   阪神4─6広島 ( 2026年10月3日    マツダスタジアム )

<広・神23>3回、左越えソロを放つ坂本(撮影・岸 良祐)
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 阪神は優勝マジック1で迎えた広島戦で逆転負けを喫したが、2位・巨人がナイターでDeNAに敗れたため、2年連続セ・リーグ8度目、1リーグ時代を含めると12度目の優勝を決めた。待ち望んだ優勝決定に宿舎で待機していたナインも喜びを爆発させた。

 坂本が祝砲を打ち上げた。1点ビハインドの3回先頭で森下の直球を左翼席へ運ぶ10号同点ソロを放った。立ち上がりに苦しむ才木を助ける価値あるアーチで、自身初の2桁本塁打に到達した。

 巨人戦を観戦後、坂本は報道陣に対応。巨人の敗戦を決定付けるプロ初セーブをマークしたかつての同僚DeNA浜地に感謝した。「最後浜地が投げてたんで、みんな浜地頼むって。ほんとに一緒に戦った仲間で、今はライバルになりますけど、また強敵としてタイガースに立ちはだかると思うので。明日投げるかもしれないし、明日やる時はしっかり返せるようにとは思いますけど、今日はみんなで祈りながらなんとか抑えてくれと思って見てました」と振り返った。

 今季からキャプテンに就任。その自覚が垣間見えたのは、2月のキャンプ中だった。選出されていたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の直前合宿に参加するため宮崎へ出発する際に「このタイミングでチームを離れるのは少し心残りではありますね。後は(副キャプテン的な存在の)中野に任せるしかないですね」と吐露。同時に「新しい外国人とかもう少しボールを受けておきたかったのもあるので最後は自分で手を挙げてブルペンでコンビを組ませてもらった」とチームを離脱する数日間はルーカスなど新加入の投手と積極的にブルペンでバッテリーを組んで情報を詰め込んだ。

 主戦捕手としてスタメン出場する機会がほとんどだったが、ベンチスタートでも怠らなかったのは準備。数年続けている本拠地球場での早出練習はもちろんのこと、試合前の全体練習でもスタメン出場しない日ほど汗をかくように意識した。

 「頭(先発)で出ない日ほど練習でしっかり動いて汗を出すようにしてるんです。途中からでもしっかりと試合に入っていけるように準備だけはしておこうと」

 チーム全体を見渡しながら、レギュラーの1人としての責任感も胸にプレーを続けてきた。大一番でも責任を果たす活躍だった。「嬉しいです。みんなで1年やってきて、この瞬間をと思ってやってきたので、嬉しいです」。万感の思いをにじませた。

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