練習前に談笑する佐藤輝 (撮影・亀井 直樹) 
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 阪神・佐藤輝明内野手(27)が、“40―40”を果たし、球団史上初の連覇に花を添える。3日の広島戦(マツダ)に向け、甲子園での全体練習に参加。ここまで38本塁打、40二塁打をマークしており、NPB史上初となる「40本塁打&40二塁打」が目前に迫っている。2年連続40本塁打なら球団3人目。歴史的な打棒で胴上げをたぐり寄せる。また、巨人が敗れたため優勝マジックは1となった。

 球団史上初の連覇は目前だ。佐藤輝は室内練習場でフリー打撃を行うなど最終調整。ゴールテープが間近に迫り、黙々と自身の状態を確認した。

 「それだけ長打が出ているということなので。良いんじゃないですかね」

 個人的にも、偉大な記録が近づいている。現在38本塁打、40二塁打をマーク。「40本塁打&40二塁打」となれば、NPB史上初の偉業だ。王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜――。名だたる大打者も成し得なかった“40―40”を、虎の主砲が達成しようとしている。

 1日巨人戦の3回1死一塁で竹丸から左翼線二塁打を放ち、球団歴代3位タイとなる40二塁打に到達。残り5試合であと2本アーチを架ければ、田淵幸一、バースに次ぐ球団3人目の2年連続の40本塁打。その瞬間に偉業達成となる。

 「まあ、もちろんみんな(優勝は)意識すると思うし、それはしょうがないことなので。それも受け入れつつ、しっかり準備するだけ」

 巨人が敗れたため、優勝マジックはついに1に。きょう3日の広島戦に勝てば球団史上初の連覇が決まる。当然、緊張感は増す。その中で平常心でプレーすることは難しいが、主砲はそれすらも受け入れつつ、自身の仕事に注力する。今季は歴代8位タイの81長打を記録。あと3長打で、球団記録となる49年藤村富美男の84に並ぶ。シビれるシーズン最終盤で打てば、それだけ優勝にも近づくのは間違いない。

 「勝つというのは今までずっとやってきたこと。もしかしたらいつも通りとは行かないかもしれないですけど、できるだけそういう(勝って優勝を決める)つもりで。できるようにしたいなと思います」

 他力本願ではなく、自分たちの手でゲームに勝ち、優勝を決めることへのこだわりをのぞかせた。それが連覇を待ち望んだ虎党への最大のファンサービスにもなる。今季、広島先発・森下とは打率・333(9打数3安打)で1本塁打。相性は良い。スタンドへ放物線を描き、Vを手中に収める。(松本 航亮)

 ○…2位巨人がヤクルトに敗れ、試合がなかった阪神の優勝へのマジックは「1」となった。3日に阪神がデーゲームで広島に○か△で、球団史上初のセ・リーグ2連覇が決定。敗れても、巨人がナイターでDeNAに●で阪神の優勝が決まる。

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