ナ・リーグ   ドジャース6―8カージナルス ( 2026年9月2日    ロサンゼルス )

試合後、会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・杉浦 大介通信員)
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 ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠でカージナルスに逆転負けを喫して連敗。今季6試合目の延長戦で初めての敗戦となった。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手(32)は2四死球で先制点の起点となったが、4打数無安打0打点、今季初の4三振で自己ワーストを更新する12戦連続打点なし。試合後、デーブ・ロバーツ監督(54)は大谷の状態について言及した。

 大谷は初回無死からの第1打席は四球で出塁し、1死一、二塁からのフリーマンの先制16号3ランにつなげた。3―0の2回は先頭打者として死球で出塁。右肘の肘当てをかすった程度だったが、きわどい内角高めへの投球に球場からは大ブーイングが沸き起こった。大谷は2試合連続の死球に首を振りながら、一塁へ。2死後、二盗に成功。6試合ぶり11個目の盗塁を記録した。

 3打席目以降は4打席連続三振。8―5の10回無死三塁ではカージナルス守護神・オブライエンのスライダーに空振り三振。打席内で右腕を気にする素振りを見せ、ファウルを打った際には顔をしかめるシーンもあった。

 左膝に炎症を抱え、7月上旬には上腕二頭筋にも違和感を訴えた大谷。ロバーツ監督は3日(同4日)の試合を休養日とする可能性、さらに負傷者リスト(IL)に入れる可能性についても言及した。ILについて
「率直に言えば、私はILに入れるような状態ではないと思っている」としたうえで「可能性がないわけではない。彼と話をして、彼にとって何が一番いいのかを見極めることだ。そして、今は9月だけど、シーズンはまだ十分な日数が残っていると思っている。だから、どんな決断をするにしても、それを実行して、彼がそこからより良い状態になって戻ってくるための時間は十分にあると思っている」と話した。

 指揮官として「私にできることは何か。彼と話をして、彼を少し休ませて、体に負担をかけないようにして、少し力を取り戻して、気分を良くして、それからグラウンドに送り出すことだ」と言う。「シーズン終盤、そしてポストシーズンに向けて、彼をベストな状態に持っていくには何が一番いいのかということだ。だから、そこが今のところの問題なんだ。私自身、今は答えを持っていない。トレーニングスタッフと翔平と率直に話をして、その答えを見つけたい」と今後の見通しを語った。

 大谷の考え方、チームに貢献するための強い思いを理解する指揮官。「彼は私がこれまで接してきた選手の中でも、精神的に最も強い選手の一人だ。だから私にとって、今夜のことはメンタルの問題ではなかった。身体的なものだと思っている。彼が打席に立っているとき、投げることを考えているとは思わない。試合が始まったら、それが彼の重荷になっているとも思わない。だから私としては、問題の核心、本質に迫って、本当のところ彼がどう感じているのか、正直に確認することが重要だと思っている。私自身の考えもあるけど、彼と話をしたい」と直接の対話で、最良の道を模索する構えだ。

 4日の試合前に状態を確認した上で、休養日の設置、IL入りなどの可能性について話し合う。「彼が健康で、頭の中もクリアな状態でいることは重要。だから彼が抱えているかもしれない考えや不安、あるいは身体の状態についての懸念を、私たちにできる限り取り除いてあげる。それも私の仕事の一つだ。じゃあ、どうやってそれをするのか? 彼と話をするしかない」と話した。

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