パ・リーグ 日本ハム4―3楽天 ( 2026年7月25日 エスコンF )

<日・楽>9回、サヨナラ打を放つ奈良間(撮影・高橋 茂夫)
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お祭り男はサヨナラ男だった。日本ハム・奈良間大己内野手(26)が25日、楽天戦の9回にサヨナラの中越え適時二塁打を放ち2連勝に導いた。今季3度目のサヨナラ勝ちで、うち2度が奈良間のバットでのもの。この日から始まった「ファイターズ超夏祭り」で誰よりも激しく盛り上げるお祭り男が、バットでもチームを勢いづけた。
元日の約束を守った。今年1月1日。奈良間はSNSを通じて、新庄監督に新年のあいさつを送ると、こう返信が返ってきたという。「とにかく芯に当てるということを心がけて、一年間やってほしい」。試合中は助言が頭から離れる時もあった。ただ、指揮官の顔を見れば思い出す。この日もそうだった。
「ボスを見たら思い出すって感じです。ボスのここ(胸)に書いてあるような感じで」
3―3で迎えた9回1死二塁。泰の前に追い込まれながら、低めチェンジアップをミートした。「外野も前に来ていましたし、大きいのより本当にコンパクトに」と心がけた打球は、前進守備の中堅の頭上を越えるサヨナラ二塁打。一塁ベンチ前で指揮官と歓喜のハイタッチを交わした。
昨季は主に守備固めで86試合に出場し、打率・220、1本塁打。たまに長打が飛び出す「守備の人」というイメージで、大振りも多かった。ただ、指揮官の助言で今季は76試合に出場し、打率・256、4本塁打と上昇。これまでは「(芯に当てる)視点があまりなかったですね。本当に良いアドバイスをくれて」と感謝した。
1点を追う7回1死三塁では、進藤の代打で貴重な中犠飛。有薗、矢沢との選択を悩んだ中で「何か事を起こしてほしい」と横尾打撃コーチと相談した上で送り出した新庄監督は、「なんかつかんだんじゃない?奈良間君。約束通り、芯に当ててくれた」と絶賛した。チームも2連勝。この日から「ファイターズ超夏祭り」と題されたイベントがスタート。法被姿の選手たちがビジョンに流れて盛り上げ続けた一戦で、チーム一の「お祭り男」が乗ってきた。(清藤 駿太)
≪今季2度目≫日本ハムのサヨナラ勝ちは今季3度目。奈良間のサヨナラ安打は4月22日楽天戦以来今季2度目で通算3度目となった。サヨナラ安打通算3度は日本ハムの現役選手では郡司、西川の4度に次ぎ、水野と並ぶ3位タイだ。
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