パ・リーグ   ソフトバンク3―4日本ハム ( 2026年6月19日    エスコンフィールド )

<日・ソ(9)>4回、2点適時打を放つ石塚(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクは19日に3―4と惜敗し、日本ハム戦の開幕からの連勝が8でストップした。今季初昇格し「6番・一塁」でスタメン出場した石塚綜一郎捕手(25)が4回に左前2点打を放つも逆転負け。石塚は他の3打席でいずれも三振に倒れ、うれしさと悔しさの入り交じる今季1軍初戦となった。チームはリーグ戦再開初戦を白星で飾れず2連敗となった。

 今季初昇格で即スタメン出場に燃えた。石塚が0―1の4回2死満塁で一時逆転の2点タイムリー。一塁ベース上で右手を突き上げて喜びを表した。

 「チャンスだったので何とか甘いボールを積極的に打ちにいけたらと打席に入りました。真っすぐも頭にありながら、しっかり頭の整理ができていたと思います」

 「6番・一塁」で先発出場し、迎えた第2打席。1死満塁から5番・柳田が空振り三振に倒れた後だった。日本ハムの先発・伊藤が初球に投じたスライダーを捉えて三遊間を破る。リーグを代表する右腕から今季の初安打初打点をマークした。

 伊藤との初対戦に備え、実際の投手映像と球筋を再現可能な最先端マシン「トラジェクトアーク」で対策を練った。「スライダーがめちゃくちゃ曲がる。初めて(トラジェクトアークで)見た時には当たらないと思った」。本番で見事に仕留めて起用に応えた。

 育成選手出身で支配下昇格3年目。昨季は自己最多24試合に出場し、さらなる飛躍を期したが開幕1軍は果たせなかった。4月中旬に実戦を離れて打撃特化練習に取り組み、片手でのティー打撃など工夫した練習などで状態を上げてきた。直近1週間の2軍での打撃成績は打率・800(10打数8安打)、1本塁打、7打点。小久保監督は「プロ野球人生で今使わなければいつ使うのかというぐらい状態がいいので。昨日、石塚でいってくれと(コーチ陣に)伝えました」と抜てきの理由を明かした。

 石塚自身にも手応えはある。それだけに他の3打席で結果を出せなかった悔しさを口にした。2回、6回の打席では伊藤に三振を奪われた。2点を追う9回無死一、二塁では守護神・柳川が投じた内角の際どいコースの直球を見逃し三振に倒れた。「あそこを何とかファウルで粘らないといけなかった。そこが1軍の選手。簡単に三振してしまっていては成長がない」と反省した。

 1軍定着へ、結果にこだわる。「もっともっと打っていかないと少ないチャンスをものにできない」と言葉に思いを込めた。 (木下 大一)

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