アマチュア時代に、こんなにいい投手がそろって活躍することはあまりないのではないだろうか?野茂英雄はトルネードからのストレート、フォーク潮崎哲也はサイドからのシンカー与田剛は野茂にも負けないストレートでリナレス、キンデラン、パチェーコら擁する全盛期のキューバと対戦。その結果はいかに?それとその時のジャパンの正捕手古田敦也のキャッチングも合わせてお楽しみください。
コレはあの野茂ドラフトの年で、それぞれがドラフト1位指名された好投手が全盛期のキューバ相手にどこまでやれるのか?みものだったゲームだ。当時はキューバにはなかなか勝てなくて、キューバを倒さないことには日本の金メダルはない時代だった。この3人以外にも佐々岡もいたし、ドラフトでは、野茂の外れ1位で大学生の酒井(近畿大)小宮山(早稲田大)佐々木(東北福祉大)葛西(法政大)なども指名されて活躍したから大豊作の年だったと言える。
このキューバ戦、先発は野茂ではなく、与田。与田の先発と言うとなんか違和感を覚えるが、この作戦は成功。そして変速の外国人には打ちにくいサイドハンドの潮崎をはさんで最後は野茂と言う作戦は見事に的中して勝利をおさめる。
当時はそんなに思っていなかったが、後々考えてみたら、このリレーはかなり豪華だったと言える。現地で観戦できた人はラッキーだったんでは!
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