終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3127657 / CC BY SA 3.0

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『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』(しゅうまつなにしてますか いそがしいですか すくってもらっていいですか)は、枯野瑛による日本のライトノベル。
イラストはueが担当。
略称は「終末な(略)」、愛称は「すかすか」。
第1部『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』は「ヴィレムの物語」となっており、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)より2014年11月から2016年4月まで全5巻が刊行され、その後外伝 (EX)が2017年2月に刊行された。
2016年4月から2021年7月にかけては、5年後の世界を描いた第2部『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?』(しゅうまつなにしてますか もういちどだけあえますか)が全11巻刊行された。
2016年7月より『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA・メディアファクトリーブランド)においてせうかなめ作画による漫画版が連載された。
2017年4月から6月にかけてテレビアニメがTOKYO MX、AT-Xほかにて放送された。
著者が本作のプロットを書いたのは2004年ごろであるが、世界の基本設定や主人公が戦うのではなく戦いに行く女の子を男が見送るところなどの骨格以外はほとんど変わっている。
もともとは角川スニーカー文庫とは別の出版社に持ち込んだ作品であったが、そこで没となったものをスニーカー文庫に持ち込み、ほとんどすべてを改稿した上で出版することになった。
登場人物のうち、「妖精兵」と呼ばれる女の子たちも半分くらい新しくなっている。
これは、一度没になった作品だったため、登場人物の一部を枯野の他の著書に登場させてしまったためである。
作品の雰囲気・世界観について、枯野は「ファンタジーロマンを追い求め、ごった煮感のあるファンタジーを真正面から突き詰めている。世界が滅んでいるというのもごった煮の中の一つ。」と語っている。
第1部のタイトルは、「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」であるが、もともとは「箱庭世界の天使と悪魔」というタイトルであった。
空に浮かぶ島が舞台であるなど「箱庭」の要素があることからつけられたタイトルであったが、これではほかの作品に埋もれてしまうということで、枯野が編集部で当時枯野の担当の具志堅にタイトル決めのほとんどを任せ、現在のタイトルになった。
そしてタイトルの「終末」について枯野は「人によって解釈の幅のある言葉だと思っている。どんな人も共通して「明日死ぬのが決まっているから今日をどう生きようか」というシチュエーションと問いかけの組み合わせがオーソドックスな終末感で、決まった死を全人類の共通認識として描いてみているのが一般的な『終末』の作品。
でもそうではなくて、「死」ももっと小さな人にも適用できるであろうと考えた。
例えば終末医療のように。
『終末』だからと言って世界が終わるわけではない。
それで終末をこのシリーズに近い言葉として使っている。
」と話している。
執筆はまずは枯野の書きたい世界やシーンがあり、それに合うように組み合わせていくことで行われた。
その他にも作中には複雑な時系列や設定が多く存在することから、枯野自身設定メモや用語集、年表を作成し整理しながら執筆している。
シリーズの特徴として、1巻のエピローグの蛇足のように2巻が、2巻のエピローグの蛇足のように3巻があるといった感じで繋がっている。
また、第1部では3巻のクトリがヴィレムの作ったバターケーキを食べるシーンで1巻から続いてきた話は一旦完結をしている。
バターケーキ後の話は「クトリの物語」のエピローグ的な位置づけとなっている。
そして4巻は「ヴィレムとは何者なのか」ということを考えて作られている。
そして5巻はこれまでの1巻から4巻のようにクトリとヴィレムに視点を合わせるのではなく、物語の世界全体を見られるように描かれている。
第1部の終了と同時に、第1部からおよそ5年後の世界を舞台に、新たな主人公に徴無しの青年・フェオドールを据えた第2部が刊行されている。
第1部はヴィレムが世界の真相を鋭く深く突き止めていったのに対し、第2部では前作では描かれ…

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