●1.「キングダム ハーツ(仮題)」

 ディズニーとスクウェア・エニックスによって生まれた大人気ロールプレイングゲームシリーズ「キングダム ハーツ」初のオリジナルアニメーションシリーズの制作を発表。ディズニー・チャンネルでの放送、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」での配信を予定している。

 ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のDisney Kids & Familyとスクウェア・エニックスの共同制作で手掛ける一作。世界中のファンたちを魅了してきた人気シリーズにおいて、本作のためだけに再構築された“完全新作ストーリー”が展開される。シリーズの生みの親であるディレクターの野村哲也をはじめ、スクウェア・エニックスのクリエイティブチームの参加も決定している。

 Disney Kids & Familyのプレジデントを務めるアヨ・デイビスは、「ファンの皆さんが長年ゲームを通じて旅してきた冒険と想像力が融合した唯一無二の世界観を、新たな形で映像作品として届けられることに大きな興奮を覚えています。さらに、野村哲也氏と緊密に連携するクリエイティブチームによって制作される本シリーズは、紛れもなく『キングダム ハーツ』でありながら、ファンの皆さんに愛する世界をまったく新しい方法で体験していただける作品になるでしょう」とコメントを寄せており、原作ファンも納得の一作になると自信をのぞかせる。

●2.「LION 王国の物語」

 生後8週間のキーオは群れで一番小さなオスの子ライオン。母サマーとその姉妹の家族たちと共に過酷な自然の中で暮らしているが、出会いや別れを経て成長し、王者への道を歩んでいく。4年間の歳月をかけキーオの物語を追った“リアル・ライオン・キング”。実写版「ライオン・キング」を手掛けたジョン・ファブローが製作総指揮を務めた。単一のライオン家族の記録として史上最長のドキュメンタリー。

 8つの撮影クルーと最新のカメラ技術を投入し、これまでのドキュメンタリーでは見られなかった視点からライオンたちの姿を捉えている。予告編(https://www.youtube.com/watch?v=s93ungC9nfw)が公開された。2026年8月20日からディズニープラスで独占配信。

●3.「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シーズン3

 ベストセラー小説シリーズを実写ドラマ化する「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の新シーズン。本作は、エドガー賞受賞作家のリック・リオーダンによる人気小説を実写化したオリジナルドラマシリーズ。人間と神のハーフ=デミゴッドとして生まれた少年パーシー・ジャクソンが、最強の武器であるゼウスの“雷撃”を取り戻し、オリンポスの神々の全面戦争を止めるため、アメリカ全土を駆け巡る冒険ファンタジーだ。

 主演を務めるウォーカー・スコーベルは、シーズン3が「タイタンの呪い」の初映像化であることを発表。「これまで以上に危険で、これまで以上にダークな物語になります。そして、ついにオリンポスの神々が勢ぞろいします!」と力強くアピールした。ステージには、新キャストとして、知恵の女神アテナを演じるアンドラ・デイ、オリンポスの女王ヘラ役のミンナ・ウェンが登場した。また、ティザー予告映像(https://www.youtube.com/watch?v=dhXp_rpzUJ0)が初披露されている。2026年11月20日からディズニープラスで独占配信。

●4.「オズワルド(原題)」

 1927年にウォルト・ディズニーとアブ・アイワークスが生み出した「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」の主人公であるオズワルドは、権利トラブルに巻き込まれ、長年歴史に埋もれてきたキャラクター(当時、失意のなかにいたウォルトが新たに生み出したのが、ミッキーマウスである)。2006年には、約78年ぶりにディズニーが権利を取り戻した。

 そんな数奇な運命をたどったキャラクターを主人公に、ジョン・ファブロー監督がリードアニメーターのアンディ・ジョーンズとともに、約10年間企画を温めていたのが本作。ファブローが「安心してほしいんだ。完全手描きの2Dアニメーションだよ」と語ると、会場からは大きな歓声があがった。

 全3話のミニシリーズで、会場限定の特別映像には旧ハイペリオン・スタジオや、バーバンクのスタジオ内にあるウォルトのオフィス「3H」といった、ディズニーの歴史にまつわる場所が登場。実際のディズニーランドで3週間に渡って実写撮影も行われており、その映像も本編に組み込まれるという。2027年2月17日からディズニープラスで独占配信。

●5.「ロミーとミッシェルの場合2(仮題)」

 卒業から10年目の高校の同窓会に、サクセス・ストーリーをでっちあげて乗り込む親友2人の騒動を、ポップに描いたコメディ「ロミーとミッシェルの場合」の約30年ぶりとなる続編。続編をめぐる噂は長年くすぶってきたが、このたび正式始動。脚本を手がけるのは、1997年版を書き、ロミーとミシェルという2人を生み出したロビン・シフ。監督は「ハイスクール・ミュージカル」の配信ドラマ版を手がけたティム・フェデリーが務める。

 ステージには、ロミー役のミラ・ソルビノ、ミッシェルを演じるリサ・クドローが登場。「私たちは本当の恋を探そうと思っている。D23で見つかるかしら?」「私たち正式にディズニープリンセスになれたってこと?」と変わらぬ“かしまり”ぶりを発揮していた。2027年にディズニープラスで独占配信。

●6.「映画 ブルーイ」

 世界中で幅広く愛され、2025年には、アメリカで年間452億分の視聴時間を記録し、2年連続で「最もストリーミングされた番組」第1位に輝いたアニメーションを初めて長編映画化。元気いっぱいで想像力豊かなオーストラリアン・キャトル・ドッグ(ブルーヒーラー)の女の子ブルーイと彼女の家族が、ある驚きの出来事をきっかけに、アクション満載な“ある1日”を過ごすことに。

 会場で公開されたティザー予告(https://youtu.be/WS4rUmOjPnY)では、これまでのアニメーションシリーズとは異なり、3Dで立体的に表現された仲よし姉妹、ブルーイとビンゴの姿が。赤い風船で楽しそうに遊ぶブルーイの「地面に落としちゃダメ!!!」という言葉からも、ユーモアたっぷりの遊びと冒険の世界が伝わる、微笑ましい映像になっている。2027年夏に日本公開。

●7.「アイス・エイジ ぐつぐつロストワールド」

 20年以上にわたって世界中で愛されてきた「アイス・エイジ」シリーズは、マンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴら種も性格も異なるキャラクターがさまざまな危機を乗り越えて強い絆で結ばれた「家族」となっていく姿を描いてきた。

 そんな人気シリーズの10年ぶりとなる新作の舞台は、氷に覆われた世界の地下に広がっていた、ぐつぐつと溶岩が湧き出る危険な地底世界“ロストワールド”。今にも噴き出しそうなマグマと、未知の巨大な恐竜たちが潜む危険地帯へと迷い込んだ仲間たちが、かつてないスケールの大冒険を繰り広げる。2027年に日本公開。

 D23のステージには、ディエゴ役のデニス・リアリー、メスのマンモスであるエリーを演じるクイーン・ラティファが登場し「仲間たちの新しい冒険が始まります」「いまは仕上げの段階。本当に面白い作品になっている」と“熱く”アピール。会場限定で公開された特別映像は、またしてもスクラットのどんぐりをめぐる騒動で幕を開けたが、最後には“恐竜サイズ”のスクラットが登場し、ファンを驚かせていた。

●8.「塔の上のラプンツェル(仮題)」

 2010年に公開された同名のアニメーション映画を実写映画化。D23では会場限定で映像が初めてお披露目され、ラプンツェルの長い金髪が石畳に揺れるカットに続いて、幼少期に誘拐したラプンツェルを長年塔に閉じ込めているマザー・ゴーテルの姿も登場。その瞬間、会場は悲鳴に近い歓声に包まれた。

 映像が終わると、そのゴーテルを演じるキャスリン・ハーンが登場。マーベル作品「アガサ・オール・アロング」でも人気を博す彼女は、本作出演を後押ししたファンに感謝の言葉。「過保護に見えるかもしれないが、それは彼女がとても愛情深いから」と不敵な笑みを浮かべ、「自分では英雄だと思っている最高のヴィラン」だと魅力を語った。

 その後ステージに姿を見せたハーンは、自身のキャスティングを望んでいたファンに感謝。ゴーテルについて「少し過保護かもしれないけれど、それは彼女がとても大切に思っているから」と冗談交じりに語り、「自分ではヒーローだと思っている、最高のタイプのヴィラン」とキャラクターを表現した。

 続けて「私は共演者たちを(ロケ地に)置いてきましたが、彼らも皆さんに挨拶したいそうなので、許可しましょう」と切り出すと、ラプンツェル役のティーガン・クロフト、大泥棒フリン・ライダーを演じるマイロ・マンハイムが、劇中衣装でビデオメッセージに登場。クロフトは「皆さんと一緒にD23に参加できなくて本当に残念です。でも、私たちは今、美しいスペインで撮影中です。本物の修道院、大聖堂、息をのむような自然のロケーション。どれも本当に美しい場所ばかりです」とファンに撮影の様子を伝えていた。2028年3月31日に全米公開。

●9.「リロ&スティッチ2(仮題)」

 同名のディズニー・アニメーションを実写化した「リロ&スティッチ」の続編。会場限定で公開された映像、そしてタイトルロゴにて、スティッチが思いを寄せるエンジェルの登場が示唆され、会場は大盛り上がり。登壇したリロ役のマイア・ケアロハも「待って!」とおどけて見せた。

 エンジェルは銀河連邦の天才科学者ジャンバが生み出した通称、試作品624号(スティッチは626号)。スティッチが恋焦がれる、キュートなピンクのエイリアンだ。続編はオリジナルストーリーで、2028年5月26日に全米公開される。

●10.「プリティ・プリンセス3(仮題)」

 全米公開が決定している同作からは、今年だけで「プラダを着た悪魔2」「隣人たち」「オークストリートの異変」「オデュッセイア」「ヴェリティ 真実」と出演作が立て続けに大きな話題を集めているアン・ハサウェイが登場。「D23の皆さん、こんにちは!」と会場の1万2000人に挨拶した。

 今年のディズニー・レジェンドにも選ばれており「ディズニー・ファミリーの一員であることは、私のキャリアと人生において、最も特別で大切な経験の一つ」だとしみじみ振り返り、「喜びを大切にする人たちに囲まれていることを、本当にうれしい。私がディズニーで関わった全ての作品の中心には“喜び”があります」と語った。

 2001年製作のシリーズ第1作は、ハサウェイにとって映画デビュー作。続いて、やはり大ヒットシリーズになった「プラダを着た悪魔」にも触れながら、「皆さんがどれだけ物語とキャラクターを大事にしてくださっているか。私たちは一緒に成長してきたんです」と会場に感謝を伝えていた。現在、製作が進む「プリティ・プリンセス3(仮題)」については「最高の作品にするため、全力を尽くす」と決意表明していた。

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