公開
2026年07月13日 13時17分

 AI開発企業のAIdeaLab(東京都千代田区)は7月13日、アニメに特化した動画生成AIモデル「AnimeGen」(アニメジェン)の正式版を無償で公開した。ライセンスは商用利用もできる「Apache-2.0」。アニメ特化の動画生成AIの公開は「国内企業として日本初」という。

 テキストから動画を生成するモデルと、画像から動画を生成する2種類のモデルを公開した。「Hugging Face」から各AIモデルをダウンロードできる。デモ動画も公開しており、少女が桜並木を歩く姿を正面からとらえたアニメ風の映像などを見られる。

 AnimeGenは、経済産業省が手掛けるAI開発プロジェクト「GENIAC」の支援のもと開発を進め、2025年10月にβ版を公開した。中国Alibabaのオープンな動画生成AIモデル「Wan 2.2」をベースに、アニメ表現に特化するよう追加学習した。日本の著作権法に基づき、学習データを収集・利用したという。

 AIdeaLabは「アニメ表現に特化したAI技術の開発において、日本は海外に比べて遅れているのが現状」と指摘する。国内企業としてAnimeGenを公開・改善していくことで、アニメの制作現場におけるAI活用につなげ、人手不足や長時間労働などの課題解決を目指す。

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