シリアスとギャグ、2つの要素を持つ殺し屋・シンに魅力を感じる!

「シンは、主人公の十三とは、別の組織から、彼が通う中学校へ送り込まれた殺し屋。身体能力はすごいのですが、実はおしゃぶりをしていないと、極度にアガってしまい、人とまともに喋れない一面も。彼のシリアスな部分とギャグの部分、どちらも合わせて魅力的なキャラクターだなと思いました。それに僕自身、根が目立つのが苦手で引っ込み思案な面もあるので、シンの恥ずかしがり屋な部分は共感できます」

シンには欠かせないあのアイテムを演じる際に使ってみた!

「音響監督の方と相談し、シンにとっては心のお守り的なアイテム・おしゃぶりを、僕も実際に口にくわえてアフレコしました。おしゃぶりは4つぐらい購入して試行錯誤を繰り返したのですが、0歳から使える柔らかい素材のものが、一番話しやすかったので『これでいこう!』と。彼が人と話すシーンではおしゃぶりをくわえ、逆に心の中の声を話すモノローグの場面では、おしゃぶりは必要ないので、外してアフレコしていきました。原作と同じ小道具を演技の場でも使うことで、シンの持つ二面性や、気持ちの切り替えを表現しやすくなった気がしています」

──『キルアオ』の作品自体には、どんな魅力を感じていますか?

「まずは主人公の十三が39歳なのに中学生になってしまう”という設定自体が面白いですよね。しかも職業は殺し屋。殺し屋が中学生になってみると、遅れてやってきた学校生活や勉強、仲間たちとのやり取り……。すべてが新鮮でたまらない! という。僕も30代なので、主人公と同じ大人の立場から、学校生活を追体験しながらワクワクしてしまいます。それにバトルやアクションシーンは、興奮しますしね。アニメ化されることで、今回、初めて『キルアオ』を知る方も多いと思うんですけど。家族みんなで観て、色んな感想が出そうな作品だなとも思います。僕が演じるシンは中華系の天才挙法家なので、彼のかっこいい動きも、ぜひ心待ちにしてください」

Staff Credit
取材・文/石井絵里

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