アニメ『サムライチャンプルー』の実写化プロジェクトが進行していると米メディア「Variety」が3月10日に報じた(外部リンク)。
制作を手がけるのは、Netflix実写版『ONE PIECE』や『カウボーイビバップ』を手がけたTomorrow Studios。原作アニメの監督である渡辺信一郎さんも、クリエイティブ面でプロジェクトに関与する見込みだという。
現時点では、配信先やキャスト、公開時期などの詳細は発表されていない。企画はまだ初期段階にあるとされる。
『カウボーイビバップ』実写化の経験も背景に
「Variety」によると、企画を進めているのはTomorrow Studiosのマーティ・アデルスタインさんとベッキー・クレメンツさん。
Tomorrow Studiosは、Netflixで配信された実写ドラマ『ONE PIECE』を制作したことで知られる映像制作会社。
実写版『カウボーイビバップ』予告編
同スタジオはこれまでにも日本アニメの実写化作品を複数手がけており、2021年には渡辺信一郎さんの代表作『カウボーイビバップ』の実写ドラマ化も行っている。
しかしながら、Tomorrow Studiosの制作したNetflixの実写ドラマ『カウボーイビバップ』は1シーズンで打ち切りに。その経験を踏まえ、制作側は「原作者がクリエイティブを見守ることの重要性を学んだ」と語っていると「Variety」は伝えている。
実写版『ONE PIECE』シーズン2予告編
実際に実写ドラマ『ONE PIECE』は原作者の尾田栄一郎さんがエグゼクティブプロデューサーとして参加。3月10日にはシーズン2の配信が開始されたばかりだ。
今回の『サムライチャンプルー』でも、原作を手がけた渡辺信一郎さんが企画段階から関与することで、原作の精神をより尊重した作品づくりを目指す方針とみられる。
ヒップホップ×時代劇を融合したアニメ『サムライチャンプルー』
『サムライチャンプルー』は、渡辺信一郎さんが監督を務めたテレビアニメ。2004年から2005年にかけて放送された全26話の作品で、江戸時代を舞台にしながらヒップホップカルチャーを大胆に取り入れた独特の世界観で知られる。
茶屋の娘・フウ、流浪の剣士ムゲン、浪人ジンの3人が「ひまわりの匂いのする侍」を探す旅に出る物語。スタイリッシュなアクションと音楽演出によって国内外で人気を獲得。
劇中音楽をヒップホッププロデューサー・Nujabesさんが手がけたことでも大きな話題を呼んだ。
実写化企画の詳細や制作スケジュールなどは、今後の続報が待たれる。

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

