お笑い芸人・空気階段が、2025年6月27日に全国公開となる映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』にゲスト出演することがわかった。
本作は、『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来約30年ぶりの2D劇場版アニメーション完全新作。舞台は、地図に載っていない謎の島。お宝を狙って乗り込んだルパン一行を待ち受けていたのは、“不死身の血族”と呼ばれる正体不明の存在だった。前代未聞のスケールとドラマで描かれ、全ての「ルパン三世」につながる、原点ともいえる究極の物語が幕を開ける。
原作はモンキー・パンチ。国内外でそのスタイリッシュな演出が高い評価を得ている「ルパン三世」シリーズ〈LUPIN THE IIIRD〉全作を手がけた小池健が監督を務める。脚本は高橋悠也、音楽はジェイムス下地。主題歌はB’zの書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」に決定。栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一らおなじみのキャストが集結し、さらにルパン最大の敵・ムオムには片岡愛之助、ミステリアスな少女・サリファには森川葵が加わり、“誰も知らないルパン三世”が、ついにスクリーンに姿を現す。
この度、ルパン一味が足を踏み入れるバミューダ海域の”世界地図にない島”に住む、不気味な“ゴミ人間”役に、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら、水川かたまりの二人が決定。2012年にコンビ結成、2021年「キングオブコント」優勝など輝かしい実績を持つ彼らは、近年声優としても活躍の場を広げており、アニメ『しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(2023)に揃って出演、さらにもぐらは『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)でも吹き替えを担当。
クセの強いキャラクターによる破天荒なコントで人気を博す、その抜群の表現力を遺憾なく発揮し活躍目覚ましい二人が、今回ルパンたちをかつてないほどの窮地に追い込む異形の存在を演じる。
声のゲスト出演決定にあたって、二人から喜びの声が到着。機械の体をむき出しにし、異様に長く伸びた首が特徴的なルウオを担当したもぐらは「まさか、自分がルパン三世に参加できる人生になるとは、微塵にも想像しておりませんでした」とルパンワールドに参戦する意気込みを。
一方、スーツにサングラスといういでたちで、機械化された巨大な手のひらから灼熱の威力を放つフウアを演じたかたまりは、「MIZUKAWA THE IIIRD として目一杯鼻腔を広げて声入れさせていただきました」と明かし、声優としての新たな一面を見せる決意を語った。
併せて、真剣(?)に収録を振り返る2人のインタビュー映像も到着。ルパンと対峙する役どころのもぐらは「音響監督さんから、とにかく本気でルパンをぶっ飛ばしてほしいと言われました!」と熱く語り、役への並々ならぬ熱意が感じられる。一方、かたまりは「音響監督さんといろいろ会話する中で、自分の知らない自分の声を発見できた」と新たな可能性を感じたと言い、「今後、講演会などに呼ばれた際は、もう一度監督をお呼びしてご指導いただきたい」と、ユーモアを交えつつも真っすぐな眼差しで語った。
さらに、もしルパンチームに加わった際にどんな特技を披露するかという質問に、もぐらは「おならの物真似。これで銭形を撒きます」と即座に返答。かたまりも負けじと「人の血液型が当てられること。ルパン一行が暇な時間はこのネタでチームを盛り上げます」と、お笑い芸人の本領発揮とばかりに奇想天外な返答を繰り出した。
人間の姿をしながらも、どこか異質な存在感を放つこの”ゴミ人間”たち。果たして空気階段は、声の演技でも観客の心を“盗む”ことが出来るのか? 彼らの意外な一面に、期待が高まる。
また、本作の世界観を垣間見せる新規場面カットも公開。謎に包まれた島の姿が明らかになる。
<作品概要>
■LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族
公開日:6月27日(金)全国公開
配給 : TOHO NEXT
STAFF
原作:モンキー・パンチ
監督:小池健
脚本:高橋悠也
音楽:ジェイムス下地
クリエイティブ・アドバイザー:石井克人
主題歌:B’z 「The IIIRD Eye」
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作・著作:トムス・エンタテインメント
配給:TOHO NEXT
CAST
声の出演:栗田貫一 大塚明夫 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一
声のゲスト出演:片岡愛之助 森川葵 空気階段
原作:モンキー・パンチ (C)TMS
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