
ルパン三世 GREEN vs RED, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1308630 / CC BY SA 3.0
#ルパン三世のアニメ作品
#2008年のOVA
#2008年のアニメ映画
#東京を舞台としたアニメ作品
#核兵器を題材とした作品
『ルパン三世 GREEN vs RED』(ルパンさんせい グリーン バーサス レッド)は、モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のOVA第3作。
ルパン三世生誕40周年記念作品として2008年4月2日に発売された。
発売に先駆け、全国6箇所の「TOHOシネマズ」において、3月に一回限りの上映会も行われた。
非常に試験的、思想的な傾向の強い作品となっており、ストーリー進行における時間軸の分散・結果の曖昧化などでストーリーの読解が難しくなっている。
また反核、現代の若者の価値観などと言った思想的な主張が随所に見られて独特の癖の強さが売りとなっている。
過去に劇場版で計画されながら諸事情で頓挫した「押井版ルパン三世」の再解釈作品と見る向きもあり、事実ストーリーには原爆やルパンの存在を問う等の共通項が見られる。
シリーズ初の画面比率16:9の完全ハイビジョン制作。
本作品ではスポンサーとしてマクドナルドとフィアットグループオートモービルズジャパン(現:FCAジャパン)が協賛しており、前者は店舗やメニューが実名で登場し、後者も製作当時国内発表されたばかりの3代目フィアット・500等が登場している。
今日も世界中で活動をするルパン三世。
しかし、それはほとんどが違う格好、違う顔、違うジャケットを着ていた。
何十人のルパンを海を越えて捜査していた銭形は、それはすべて偽者だと感づいていた…。
いったい本物は何処に? そして、ついに万引きをする劣化版ルパンまで現れた。
そのニュースに驚愕し、東京に集結したルパンたちは、銭形による集団検挙を喰らう。
どういうわけかその検挙を逃れたのは、劣化版ルパンと彼を助けた兄貴分のルパンの二人だけであった。
だがその兄貴分も、ルパンを続けることに限界を感じて去ってしまう。
同じ東京の寂れた街。
夢も希望も無く、ただ毎日を漠然と過ごすしかなくラーメン屋のアルバイトで生計を立てる青年ヤスオ。
恋人である人気レポーターのユキコからも愛想をつかされつつあり、叶う事の無い「刺激」を求め続けていた。
しかしそんな時、店内に残っていた緑色のジャケットとスったワルサーP38を切っ掛けに、彼の人生は大きく狂い始めて行く。
それからしばらくして東京で飛行機事故が発生した。
実際は民間の軍事組織「ナイトホークス」によるものであった。
その「ナイトホークス」の持つお宝・アイスキューブを目当てに、飛行機事故の現場の近くにいたルパンは、次元とともに事故の生き残りの少年を車に助け入れるが、その少年の頭には脳手術の跡が有った。
少年の脳の中にデータがあると気付きデータをダウンロードしたルパンだが、そんな彼の車の中に、なんとジャケットの色を除いて自分と瓜二つの姿をしたもう一人のルパンが現れた。
その後、二人のルパンは橋の上で対峙する。
ルパンの追跡取材を行っていたユキコは、二人のルパンの姿を目撃し驚愕する。
ルパンが2人!? 赤と緑。
果たして、アイスキューブを手に入れるのはどちらのルパンなのか?次元や五ェ門、そして不二子はどちらのルパンの味方につくのか?銭形は本物のルパンを見分けることができるのか!? ルパンの姿を偽るもう一人のルパンの正体、そしてアイスキューブに隠された秘密とはいったい何なのか…? すべて2008年4月2日に同時発売。
発売元は「ルパン三世 GREEN vs RED製作委員会」。
販売元はバップ。

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