８月２日、『とっとりナイター』として鳥取県が協賛するプロ野球の巨人―ヤクルト戦が東京ドームで行われた。そんな大舞台で披露されたのは、きつねダンスならぬ“うさぎダンス”。会場がどよめいた。
イベントを通して鳥取県の魅力を発信し、観光客の増加につなげようと行われた『とっとりナイター』。試合前に登場したのは、鳥取県庁の若手職員１９人からなる『白うさぎダンサーズ』。
今年は、１２年に一度のうさぎ年。神話『因幡の白兎』の舞台である鳥取を、うさぎダンスを通じてＰＲしようと、結成された。県外初披露の舞台がなんと東京ドーム。会場は不思議なダンスの登場にどよめいた。その後、大黒様に扮した平井知事から、両チームに特産品『鳥取和牛』が贈呈された。
さらに、始球式では米子市出身でとっとりふるさと大使を務める格闘家の武尊選手がうさぎの耳（みみ）にちなんで背番号『３３』で登場。去年に続く、二度目の始球式となった。始球式では、去年の１０４キロを上回る１１０キロを記録。見事な速球で４万人を超える野球ファンを沸かせた。
とっとりふるさと大使 格闘家武尊選手
「こうやって鳥取が全国に知ってもらえるのもすごい嬉しいし、始球式で盛り上げてよかったです。うさぎダンスかわいかったです」
白うさぎダンサーズ 鳥取県統計課 吉尾真歩さん
「自分たちも東京ドームの舞台に立てると思ってなかったので、すごくドキドキだったんですけども、１２年に一度の白うさぎ年に鳥取県をＰＲできたかなと思っています」
鳥取の白うさぎを存分にアピールした「とっとりナイター」。多くの人に鳥取県を知ってもらう機会となった。
（2023年8月3日放送 ニュースevery日本海より）
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