「部屋とGWとNetflix その5」。「もういい加減に聞き飽きたわ!」って人も多いかも知れないけど、改めて言わせてほしい。今日から令和の幕開けですね! こんな日はとにかく未来へ思いを馳せたくなるのが人情ってもの。ってことで、近未来を舞台にした1話完結のSFアニメーションアンソロジー『ラブ、デス&ロボット』を紹介しよう。といっても、輝かしい未来なんてものはこれっぽっちも描かれてないんだけどね。奇妙キテレツなモンスターたちが非合法バトルをしたり(「ソニーの切り札」)、歴史改変アプリでヒトラーのありえない死に様をシミュレートしたり(「歴史改変」)、ヨーグルトが人間社会を支配したり(「ヨーグルトの世界征服」)……『ファイト・クラブ』のデヴィット・フィンチャー監督と『デットプール』のティム・ミラー監督が製作総指揮に名を連ねる本作が描くのは、そんな暴力とセックスにまみれたダークな未来だ。なんだけど、これがかっこいいのなんの。規制のないNetflixでなければ、実現しなかっただろう。ま、こんな作品を反面教師にしつつ、令和をいい時代にしていこうじゃないですか。#がんばらないウィーク #10連休は本気でサボろう

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