【コレクション・レポート】「ディオール」で決定的に 2019-20年秋冬キーワードは“英国クラシック”


 2019-20年秋冬シーズンは、2月上旬に開催されたニューヨークに始まりロンドン、ミラノと進行するにつれて“クラシック”というキーワードが浮かび上がってきていた。そしてパリコレ2日目に開催された「ディオール(DIOR)」が見せたツイードのジャケットでそれは決定的に。伝統的な生地やアイテムを現代流にアレンジするトレンドが広がりそうだ。

 マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターがコレクションの起点にあげたのは、1950年代の2つの英国文化だ。ひとつは“テディ・ガール”。第2次世界大戦後間もない50年代の英国の不良少年たち“テディ・ボーイ”の女子版だ。インスタグラムの動画でマリア・グラツィアは「ルールを打ち破る若者のサブカルチャー“テディ・ガール”の写真を見つけたの」と語っている。「エドワーディアン・ジャケットとデニムをミックスしちゃうようなね。サブカルはつまり個性の表現だと思う」とも。

コレクション・レポートの続きはストーリーまたはプロフィールのリンクから🔗

PHOTOS:IKU KAGEYAMA

#DIOR #PFW #PFW19 #MariaGraziaChiuri

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.