【インタビュー】「マルニ」のフランチェスコ・リッソが目指す新しいリーダー像と、夢の社会

 「マルニ(MARNI)」は今春、表参道ヒルズ西館1階に世界最大の旗艦店をオープン、クリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が来日した。

 前任の創業デザイナー、コンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)からクリエイションのバトンを引き継いで2年強。当初は様変わりしたウィメンズ・コレクションを中心に既存顧客が離れ大きな岐路に立ったが、一方メンズでは若い世代を獲得。以降は「マルニ 」らしい可愛らしさを残しつつ、テイストやサイズ、マテリアルミックスを加速させ、スタイル、サイズ、シーズンなどあらゆる点で自由奔放な価値観を提唱する。デザインを主導した表参道の旗艦店を皮切りに、クリエイションへのスタンス、理想とするリーダー像、思い描く将来などを聞いた。

WWD:表参道店のデザインについて教えて。

フランチェスコ・リッソ:どの国でも“その街らしさ”を表現し、世界で一つのブティックにしたいと思っている。でなくっちゃeコマースの方が便利だからね。表参道店のイメージは、日本庭園。いろんな素材を使ってトーキョーの庭園をモダンに表現したかった。材質は、石や木、ガラスなどさまざま。色もいろいろだ。特に石材はコンクリートから大理石まで、材質も色もバリエーション豊か。それらを曲線的に切り出すことで温かみのある空間に仕上げたかった。旅するように入り口から奥までショップを楽しんでほしい。バッグ、ウィメンズ、シューズ、メンズ、キッズ、そしてスペシャル・コレクションの空間。それぞれを異なるムードに仕上げたんだ。

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PHOTOS : KUBA DABROWSKI / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

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