インタビュー:LA発「ブリストル スタジオ」がバスケットボールとD2Cにこだわる理由

 2014年に米・ロサンゼルスを拠点に設立された「ブリストル スタジオ(BRISTOL STUDIO)」は、コンテンポラリーメンズの視点からバスケットボールカルチャーを探求するという大学のプロジェクトから始まったメンズブランドだ。
 「バスケットボールを主軸にしていると、クールだけどなぜ?と問う人もいる」とルーク・タダシ(Luke Tadashi)「ブリストル スタジオ」共同創設者兼クリエイティブ・ディレクター。「範囲が狭くて意味をなすように見えないんだろう。けれど僕の一番幼い記憶のいくつかはバスケと繋がっていて、どんなことが起きても平和と安らぎを与えてくれる存在だった。僕たちのすることは全てスタンダードではなく、既存のサイズ感に基づいていない。ゼロから作り上げるようなものでなければならない」と語る。
 「ブリストル スタジオ」は約1年半前フィッティングモデルの採用をなくし、その後ビジネスモデルを卸からD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)へと移行した。「日本から移民した祖父の日記に心を打たれて、日記をベースにしたコレクションを製作した。このストーリーを話したバイヤーは『クールだ』と言って、次に『フォロワーは何人いるんだい?』と聞いてきた。がく然としたよ。お高くとまる気はないけれど、このデザインは魂を注いで自分は何者なのか探求して作り上げたもので、その思いがデザインを通して表現しているんだ。それがきちんと受け取ってもらえるように、これ以上卸ビジネスはしないと決めた。リテーラーとの仕事を排除はしないがマーケティング的に意味がある場合に限る」と語った。

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PHOTOS : KARI HAMANAKA (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

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