東京発「キディル」のパリコレデビューに密着1日目 モデルオーディションは70人相手にてんやわんや

 末安弘明が手掛ける東京のメンズブランド「キディル(KIDILL)」は6月20日にパリで、2020年春夏コレクションをショー形式で発表した。東京のファッション・ウイークで数々のショーを開催してきた同ブランドだが、海外での発表は2回目。

 初挑戦は19年1月のパリ・メンズ期間中にオフスケジュール(公式スケジュール外)でプレゼンテーションを行い、2度目は満を持してのショー形式での発表だ。世界中からブランドが集まるパリ・メンズの公式スケジュールには新参者が入る隙は現在なかなかないうえに、タイトな予定のためオフスケジュールに足を運ぶ業界人は少ない。

 1月に初めてパリでプレゼンテーションを行う前に末安デザイナーは「おそらく、見に来てくれる人は少ないと思う」と笑いながらも、主にバイヤーに向けてパリでの発表に臨むと意気込んでいた。ショーにかかるコストも当然安くはなく、今回かかった費用は合計約1000万円。リスクも高いため、出資者やサポートもなく自費でパリ進出するブランドは少ない。しかし、「キディル 」は2シーズン続けて自費で挑戦した。パリで発表する意義や成果、そして異国の地で自己流にショーを作り上げる過程を見届けるため、末安デザイナーにショー当日までの3日間密着した。

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PHOTOS : YUSUKE KINAKA

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