「私は、烏龍茶ください。氷?いらないです。できたら急須で」
突然ですが、フレグランスを飲み会シーンの台詞で表現してみました。
控えめだけど、芯があって、その場の雰囲気にのまれるようなことがない。透明感をたたえた大人のイメージです。
爽やかなベルガモットの風がサーッ!と吹いたような香り立ちがしばらく。のちにお茶のノートとそれは入れ替わり、深いところから上品な革の匂いが、微かに漂います。香りをつけていたのを忘れるころ、ガイアックのウッディが素肌から立ち上っていることに気づく…と、静かなドラマがあるものの、それぞれが控えめで、気持ちを邪魔するようなことがありません。あぁ、ヨーロッパの人が考えるウーロンティて、こんな謙虚な感じなのかしら。そんな考えがよぎります。
冬をイメージして生まれた香りのようですが、静謐で清潔感あふれるイメージが特に夏に向かうこの季節に似合うと思ってます。ただし、残念なことに日本での展開が先月終了してしまったんですね。ゆえに先日空港の免税店でひとつ買い足しました。「果てしない烏龍茶」という名前です。アトリエ・コロンのウーロン・アンフィニ。#SPURFragrance #AtelierCologne #OolangInfini #SPUR編集G #SPURうつわ#史窯

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