冬休み。久々に友人に会ってもアップデートする個人的キラキラニュースはなかったので「今年味わった感動甘味=はっさく大福がいかに美味しいか」の熱弁に終始した年末でした。そんな私を見て広島出身の友人がお土産をくれたんです。聞けばこちらが元祖だそう。「地元の人も夢中じゃけ。広島駅でも午前中に売り切れるんよ。今朝はあんたのために走ったんじゃけんね」。さすが本家本元の味。まっこと美味しい。
1941年創業の「もち菓子のかしはら」。店主の柏原伸一さんこそがはっさくの酸味と白餡の甘みとの奇跡のマリアージュを発見したその人です。今は亡き先の奥様とともに実に4年の歳月をかけて「はっさく大福」を開発したそう。
一見、共通点のないように見えるふたつの素材が、唯一無二の按配で掛け合わさったときのパワーは無類。単なる足し算ではなく、お互いの魅力が掛け算になって、何倍にも何十倍にもうまみが加速します。
ハイブリッドの妙。ファッションでも同じことが言えると思うんです。例えば機能性×エレガンス、60年代×テクノ、アウトドア×ヴィクトリア朝というように。ふたつの異なる世界が出合ったときの思いがけないケミストリーや魅力を、はっさく大福超えを目指してSPURは今年も追いかけ続けます。あ、そんなファッションの化学反応や未来を詰め込んだ「2016年春夏総まとめ別冊」、発売中のSPUR2月号の付録についてます。ぜひご覧くださいね(編集G)
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