【本日発売】【ADDICTION新色】
ヘレン・シャルフベックは自由な女性だった。彼女の作品を見れば、それはよく分かる。中間色に彩られた女性の輪郭と眼差し、そしてかすんだ筆致と交じり合う色彩が、繊細な心の機微を描き出す。その自由な筆先がヘレンの心をどこまでも運んだ、人々が見たことのないアヴァンギャルドで美しい世界へと。
きっかけはヘレン・シャルフベックの一枚の絵でした、と言ってAYAKOさんは青い服を着た人物画を指差した。題名のない作品だ。「眉が無くて目が大きくて、強いリップをつけているのに、憂いを帯びた表情をしている。あぁこれは!と思いました」。 何よりも魅了されたのは、霞を帯びたような独特の色彩だった。走り出したインスピレーションは止まらない。所蔵元を探してフィンランド国立アテネウム美術館にに辿りついた。自ら電話を掛け、担当者と直接話し、この作品が所蔵されている事実を知る―。こんな不思議な旅を通してAYAKOさんが完成させたのが、#ADDICTION の秋の色彩。
かのダイアナ・ヴリーランドは「瞳は、旅をしなければ」という有名なことばを残したけれど、旅に出たければ創造力を羽ばたかせるちからがあればいい。アディクションという翼を得て、見ることのできる北欧の色彩がこの秋、あなたの表情のきっと新しい扉を開くはず。
#ADDICTIONBEAUTY の新色は本日発売。コレクションの全貌は発売中#SPUR9月号 のp175をご覧ください。(編集G)#SPURBeauty#秋新色#新色 #SPUR編集G

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