【モードは「天然素材主義」の時代へ】
この春、コージーなイメージの強いリネンやコットン、シルクといった天然素材をモダンにアレンジした服が豊富にそろっています。 #SPUR5月号 ではこうした装いを、リニューアルした伊豆の #MOA美術館 で撮影。現代美術作家の #杉本博司 さん、建築家の #榊田倫之 さんの手で生まれ変わったMOA美術館も、木や漆喰、漆といった日本の伝統素材を生かすことがリニューアルのコンセプト。
榊田さんにインタビューをしているのですが、最もこだわったのが「展示品をいかに作られた当時と同じように見せるか」ということだそう。展示ケースの映り込みを少なくしたり、美術品の下に敷かれている免震台を目立たないようにして、“美術品が床の間に置かれている”臨場感を演出しています。実際に行ってみると、まるで美術品が手に取れるほど近くにあるような、初めての感覚! お時間のある方は、週末にぜひ、アートの新体験を。(編集M)

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