彼が写真を撮る姿は、ワタシが大好きで大好きで大好きなバンドThe Birthdayのライブ会場で毎回目にする。
おっきな体で会場を走り回る姿は、たまにThe Birthdayよりもそっちに見とれてしまうぐらい、動物的で野性的だ。
彼が、あのバンドをどれだけ好きかっていうのが伝わってくる。

友人の写真家、新保勇樹の写真展に行ってきた。滑り込みセーフ。
外では蝉の声が鳴り響く。

好きなバンドにひたすらついていったツアーの日々で出会った風景たち。

毎回、新保の写真を見る度に、音が聴こえてくる。
耳の奥でロックンロールが鳴り響く。
今回は風の音も聞こえた。波の音やバイクの音も聞こえた。

好きなものを、ただ純粋に夢中で追いかけたひとの目には、こんな風景があったんだ…そんな写真展に思えた。
「写真は撮った瞬間に過去になる」と置いてあったDiaryの最後の方に書いてあったけど、過去だから何分も何時間も何日も見ていられるんじゃないのかなって思った。だから、自分の衝動にかられて残した瞬間は、過去としてちゃんと残すべきだと思った。

青春発墓場行き、死ぬまで撮り続けるだけだ。

とても彼らしい言葉だと思う。
グッときた。

SHIMBO YUKI EXHIBITION ”TENACITY BLUES DIARY”

今日の20時までやってます。
池ノ上駅から徒歩30秒のギャラリーで入場無料です。
よかったら是非。

なんか、胸が高鳴った。

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