医者のふりをして胸を盗んでみた男

※タイトル

ラブ&ドラッグ

※あらすじ

ジェイミーは、調子のいい女たらしの製薬会社の営業マンでした。
金も昇進も手に入れ、人生の絶頂を走っていました。

そんな彼が、ある日診察室でマギーと出会います。
彼女は26歳という若さで、パーキンソン病の初期を患っていました。

マギーは最初から一線を引いていました。
深い関係は作らないと決めていたのです。
病気のせいで、誰とも深く関わらないようにしていました。

それでも二人は、少しずつ惹かれ合っていきます。

やがてマギーは、ジェイミーをパーキンソン病の患者会へ連れていきました。
そこである男性は、ジェイミーにこう忠告します。
今ならまだ彼女を諦めて、別の人を選べると。

けれどジェイミーは、むしろ必死に治療法を探し始めました。
全米中の専門医を訪ね歩き、臨床試験まで調べ尽くしました。

それでも結局、はっきりとした方法は見つかりませんでした。

マギーはジェイミーに別れを告げます。
自分はいずれ彼を苦しめることになる、そう思っていたのです。
自分には、長く続く愛を受け取る資格なんてないと感じていました。

その頃、ジェイミーのもとにはシカゴ本社から昇進の知らせが届きます。
けれど彼は、これまで築き上げてきたものをすべて手放しました。

カナダへ向かうマギーのバスを追いかけ、彼女を引き止めたのです。

そして、自分のほうこそ彼女を必要としているのだと伝えました。

それは、病気の彼女を自分が救わなければならないという話ではありませんでした。
むしろ彼女と出会ったことで、
自分が初めてまともな人間になれたのだという告白だったのです。

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